軍の出動２日目になり、軍の役割が明確になって来たのか、スーパーマーケット入口のチェックが厳しくなりました。彼らは客を越させないために動員されてくるので、客が不快感を感じても意に介しません。

他人との距離を１ｍ空けることこと、マスクを着用すること、一家族１名のみの入店とすることが入口正面に掲げられ、体温チェックを受けるため、行列ができていました。行列の際も前との間隔を１ｍ以上空けないと、手伝いに動員された軍の派遣者から注意を受けます。

人が配置されると、（余計な？）自分の仕事を作り出すということです。

写真を撮ってやろうと思いましたが、なんか言われそうな雰囲気なので止めておきました。

車の量は少なく、運転はしやすいです。よく見かける食事のデリバリー　サービス会社として、フード　パンダとグラブ　フードがありますが、グラブ　フードは以前はよく見たのですが、最近よく見るのはフード　パンダの方でグラブ　フードはあまり見かけなくなりました。（個人の感想です）

スーパーに出かけるのも、監視下に置かれているようで、人を来させたくないという意図が明らかに感じられます。

フード　パンダは料金の中に配送料が入っているのに対し、グラブ　フードは別途配送料が必要であることの違いがあります。（グラブ　フードの配達料は　ＭＣＯ期間中、２５リンギ以上の注文で、プロモ　コードを入力するとデリバリー料金が無料になるようですが）

ＭＣＯ期間中、デリバリーはガードハウスで受け渡しをすることという規則ができ、注文するのも億劫になり、活動の抑止効果になっています。

このＭＣＯは３月３１日に終了することになっていますが、延長もありうるということだそうです。しかし、こんな状態が続くと、マレーシアの経済はどうなってしまうのか心配になってきます。一説によると、数百万人の失業者が発生するという人もいます。もっと折り合いをつけながらコントロールするべきだと思いますが、経済界ではすでにリンギ安、株安、物価安のデフレ状態になってきています。政治的混乱も予想され、先行きは暗そうです。