MM2Hの定期預金

本帰国を来年に控えて、MM2Hの担保として差し出した、定期預金をどうするかが問題となってきます。


取るべき方法は次の2つの道です。
1.移民局に行ってMM2Hビザを解約し、預金引き出し承認のレターを発行してもらう。
2.ビザを解約せず、帰国はするが定期預金はそのまま放置して置いておく。


1.の方法は引き出した金の使い道が問題となります。円に代えて日本に持ち込む(送金する)
この場合、当面の円安で一見有利には見えますが、円を日本で何に使うかが問題になります。日本では預金利子はゼロだし、投資はリスクがあるし、キャピタルゲインに対する税金も20%超と高い。この方法は得策とは思えません。


2.の方法は日本よりも有利に運用でき、税金も取られない。円に代えた場合はそのときの為替レート次第ということになります。


定期預金はメイバンクに預けてあるので、ATMカードの切り替えのついでに確認してきました。
さすがトップ銀行のメイバンクだけあって、疑問に対す回答は明確でした。
「MM2Hの定期預金の引き出しは預金期日前であっても、政府の引き出し承認レターがあれば可能。ビザをそのままで帰国し、ビザの期限経過後、他のビザで入国し、定期の引き出しを行おうとしても、やはり政府の引き出し承認レターがなければ引き出せない。普通預金になっていても、承認レターは必要。」とのことでした。なるほど、MM2H用の定期は一種のエスクロー勘定となっているということのようです。
事後引き出す際には、委任状があれば誰でも引き出せるとことになるのでしょう。
もっといい加減なものだと思っていましたが、大きな誤解でした。


今回の訪問でビザをキャンセルし、定期預金引き出し承認レターを取り付けるかどうかについて、もう少し熟考してみたいと考えております。

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