シニアの健康維持

マレーシアの新聞にAFPを引用したシニアの健康維持に関する記事が出ていました。


引用はじめ
多くの国では、シニアが社会の輪の中や地元のコミュニティーで、そのスキルや才能を可能な限り生かすのを支援しています。以下、その例示を紹介します。

・積極性を維持しよう

以前発表されたミシガン大学の調査では、年齢を重ねるに従い夫婦の年をとっていく考え方に互いに影響されあっていくことが分かりました。

ある例では、互いにネガティブに年をとっていくことを捉えがちな夫婦は、ポジティブに捕らえる夫婦よりも健康ではなく、活動的ではなく、ネガティブに捉える夫婦ほどヘルスケアに注意を払わないことが分かりました。


他の例では、年を重ねることをポジティブに捉える、あらゆる年齢層の人は年齢差別の経験があまりないということが分かり、これは国連が年齢差別をなくす努力をし、社会に於ける更に活動的な役割を促進していることから、重要な発見となっています。



・たんぱく質を摂取しよう

最近の多くの調査では、虚弱、転倒、運動障害などの健康合併症のリスクを増大させる、筋肉の減退を押さえて、活動性と積極性を維持するには、年を重ねるにつれ、十分なたんぱく質を摂取することが重要だということに焦点が当てられています。


先月、“米国臨床栄養ジャーナル”で発表されたカナダの調査では、たんぱく質を1日3食に均等に分けた食事はすごくいい効果があり、2016年の米国の調査では、赤身の肉、卵、酪農製品などよりもナッツ、鶏、魚などの希薄なたんぱく質を摂った方が死のリスクの減少を助け、健康にはいいことを発見しました。


・運動を続けよう

タフツ大学の最近の研究では、“もし健康的な老年の魔法の丸薬があるとするならば、それは運動だ”と示唆しています。老人が運動すればするほど、体の機能はよくなり、1週間少なくとも48分運動すると、大きな改善と機能不全の大きな減少が期待できます。


様々な調査では、運動に参加して、健康的な精神と肉体に対するいい効果が生まれ、アルツハイマー病を含む認知症のリスクを減らしていることを示しています。


・いい睡眠

年をとるに従い、多くの人が睡眠障害があり、それは認知症、心臓病、脳卒中、うつ病、不安神経症のリスクの増大を含む他の健康分野へのマイナスの効果がああります。最近の調査では、心配なことに、殆ど半数の老いた米国人は夜眠れず、3分の1以上は薬に頼るということです。しかし、多くの人は医者にかからず、研究者が言うには、薬よりも医者にかかるのが第一段階であるべきです。


灯りを小さくし、体に睡眠の準備をさせ、毎日同じ時間に起き、ちょっと運動し自然の中に出かけていくことが、睡眠を促進する薬を使わない方法の一つです。
引用終わり


積極性、運動、いい睡眠がシニアの健康のためのキーワードのようです。若いうちは他でカバーされていたものが、カバーできなくなってきているということでしょうか。

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