プラ州ではデング熱増加中

イポーのあるプラ州では、今年はデング熱が急激に増えているそうです。以下新聞を要約してお伝えします。


引用はじめ
州の保健委員会議長は次のように語りました。


「今年の1月から11月末までの累計で、州内で5,216件のデング熱の報告があり、前年同時期の3,449件と比べると51.2%増えています。今年はデング熱の死者が11人出ている。昨年の同時期は10人だった。


州内でもキンタ地区(イポーの中心部)が最も多く3,042件で昨年比64.5%増となっています。今年はじめが特に発生件数が多く、週に50件の報告がありました。今は幸いなことに、週に40件から42件に減っています。これは、みんなの協力で状況を改善できることを示しています。


来年、特に1月から2月はモンスーン期のため、デング熱が増えると予想されます。そうならないようにしなければなりません。意図せざるシマカの温床を作らないために、周囲の清掃に留意しなければなりません。」
引用終わり


プラ州は錫鉱山の採掘あとに水が溜まった“湖”がたくさんあります。そのため、蚊が増えやすい環境にあります。ゴルフ場内にも、池や川、排水溝がたくさんあり、、それらも蚊を増やす原因になっているかもしれません。


今日は当局の指示があったのか、ゴルフ場内の排水溝、池などに消毒液をまいているのを目撃しました。池には魚も多数生息しているのに、影響はないのかと懸念されます。

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