イポーの空港に第二次世界大戦の遺跡

第二次世界大戦の地下の避難所がイポーのスルタン アジスシャー空港の敷地内で発見されたと言うニュースが新聞に出ています。


原文は下記URLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2017/12/29/wwii-underground-bunker-found-at-sultan-azlan-shah-airport/#yFeipvf5G1cOCY2B.99



引用はじめ
発見された避難所は1940年ごろに敵の空爆から兵士や民間人を保護するため、英国軍によって作られたと思われます。


1996年以来、第二次世界大戦の遺跡調査をしてきたマラヤ歴史グループ主任研究員は次のように語っています。「大きさは9.14m四方でコンクリートで作られていて、40人まで収容できます。場所は空港のメインビルから約500m離れた空き地にあり、シンガポールやヨーロッパで発見されたものと似ています。これまでのところ、地下で発見された避難所は初めてです。国内で今まで発見された避難所は全て地上にありました。空港職員が最初、地下に水のタンクだと思われるものがあると教えてくれ、この発見に繋がりました。」


空港職員は語っています。「今まで、空港内で1930年代に建設された歴史的遺物が2件発見されています。それは埋められた軍のガードポストでした。しかし、それは立ち入り禁止区域にあります。」
引用終わり


ビデオによると、地下の避難所の入り口は、人がやっと通れるほどの穴の下にあり、部屋の高さは2.5mほどの本格的な避難所となっています。


イギリスは1771年から1957年までの200年以上にわたってマラヤを植民地として支配していました。日本によるイギリス軍の駆逐が契機になり、マラヤをはじめ、インドを含めた東南アジア諸国に独立の気運が高まったというのは、否定できない歴史的な事実ではないでしょうか。

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