マハティールのブルームバークとのインタビュー

ブルームバーグが配信した、1MDBに関するマハティールへの6月22日のインタビュー記事の概略を紹介します。原文は下記URLを参照してください。https://www.thestar.com.my/business/business-news/2018/06/22/mahathir-seeks-to-recover-usd4-5bil-1mdb-funds-goldman-fees/


引用はじめ
1MDBを通じて、失った45億米ドル(180億リンギ)とともに、ゴールドマン サックスに支払われた手数料を取り戻そうと考えていると、マハティールはブルームバーグとのインタビューで語っています。


「我々は資金の所有者を証明しなければならない。前政権は悪事の訴追を避けるため、金は自分たちのものではないとすることにし、従ってなんらの苦情も申し立てていない。しかし金は我々のものだと分かっている。それは1MDBからのものだ。」


問題となっている投資会社を取り巻くスキャンダルは世界規模の調査を招来し、米国の高官は、45億米ドル以上が1MDBから、不正取引のネットと、ペーパー カンパニーを通して流れ出したと語っています。


汚職非難が5月のマハティールの連盟のびっくりした勝利をもたらし、約60年間支配したナジブの連合政権を追放しました。


インタビューでマハティールは更に語っています。「1MDBの3本の社債の発行手数料としてゴールドマンサックスに支払われた593百万米ドルについて関心を持っている。


10%の手数料と年率6%の金利を受け入れているが、政府債の借り入れ利率は大体3%であるべきだ。6%は高すぎる。ゴールドマンサックスに対しては、争う余地があるか政府は法的行動を考えていて、やるかどうかは司法長官が決定することになる。」


先週末に財務相のリム グアン エンはニューヨークタイムスに対して、ゴールドマンサックスから、賠償を求めることを考えていると語っています。


香港をベースとするゴールドマンサックスの広報は「社債取引で、我々が受け取るのはそのとき考えられたリスク、特定の社債の信用スプレッドにおける特定の動き、ヘッジコスト、引受市場の状況を反映したものだ。社債の引き受け手数料とリスクがないスワップの引き受けを比較するのは適切ではない。」と述べています。


マハティールは前のロイターとのインタビューで「ナジブは公金横領と汚職で告発されることになる。」と語っています。ナジブは一貫して不正を否定し、今週ロイターに対して「1MDBからの金が自分の個人口座に入っていたことは何も知らない。」と言っています。


新任の司法長官が、マレーシア反汚職委員会(MACC)から提出された書類の見直しを開始し、1MDBへの調査の見直しがされ、告発は差し迫っているようです。


新司法長官は既に刑事民事双方で進めるチームを立ち上げています。新たな調査にはナジブによる権力の乱用が含まれています。1MDBによる不正投資、ナジブの個人口座へ入金された資金、嘗て財務相だった立場からの紹介状を発行した背任などの証拠固めがされつつあります。


引用終わり


ブルームバークだけあって、経済問題に特化した内容になっています。社債引き受け条件で、かなり不利な条件を飲まされていたということが新しい視点でしょうか。これをチェックする機関が無かったということでしょうか。あるいは共産主義国家のように、反対を言えないシステムになっていたのか。


共産主義国家との違いは選挙があり、主権者が判断できる機会をもてるということです。しかし、主権者に真実の情報が伝えられなければ、間違った判断をしてしまう可能性はあります。新聞、テレビなどのオールドメディアが真実を隠蔽して報道しなくても、ネットによって、情報が伝達できるという新しい時代を実感できた選挙でした。



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