KLIA2からのイポー行きの高速バス

今回は飛行機が予定よりも早くKLに到着。チェックイン荷物無しなので、入国検査後すばやくバスのカウンターを目指します。7時45分発に便があるとのことで、直行かどうか聞くと、そうだというので早速購入。待ち時間が45分もあり、こんなことなら自動入出国の手続きをしておけばよかったと思ったり。


バスが到着し、手荷物をバスの下のトランクルームに自分で入れます。こんなことまで客にやらせるのかとも思いますが、自分で入れたほうが荷物置き去りというリスクがなくなるのでかえって安心かも。


バスは横3列でリクライニングがフラットになる超豪華バス。乗車券で指定された席に座ります。ほぼ定刻に出発。ここまでは順調でした。


KLIAに着くとそこからも乗客が乗ってきます。その中の1人が、私が座っている席に来て、「そこは私の席だ。」と言います。券を見せてもらうと、確かに同じシート番号が印字されていました。たまたま近くにいたスタッフに言うと「私が売ったものではないので私は関係ない。」というばかり。それでは運転手にどうすれば言いか確認しようと立ち上がったときに、同じシート番号を持った人は、私が座っていた席に座り、そのまま知らん顔。


運転手は英語が話せず、「マナ マナ ボレー。」つまり「どこでも座っていいよ」と言うばかり。なるほどね、これがマレーシア流ということか。来馬早々にマレーシア流の洗礼を受けました。乗車率は50%弱で席は十分空いていたので、席につけたのは不幸中の幸いででした。


KLに近づくとお決まりの大渋滞。やれやれという感じですが、改めてKLから脱出した判断は正解だと思う次第でした。


直行だと言っていたのに、バスはイポー手前のシンパン プライで高速を下り、ゴーペンで停車。トイレタイムという事らしい。トイレタイムというアナウンスも無く、運転手はガソリンスタンドでおりて、トイレに向かっていくので、その動作でトイレタイムだと察します。何時に再出発するというアナウンスも無いのもマレーシア流。出発時に乗客が戻っていなくてもかまわず出発するのだろうかとも思ってしまう。


15分ほど後で運転手が戻ってきて、出発前に一応乗客の数を数えて、人数を確認したので、乗客の置き去りということはないのかも知れません。しかし、確認した人数が正しいのかどうかは確信が持てないと感じるぐらい、人数確認の信頼感は湧いてきません。


終点のアマンジャヤに着いたのは12時近くで、4時間強の行程でした。アマンジャヤに到着後すぐに、GRABを予約。近くに待機していたのか、すぐに運転手がつかまり運賃は18リンギとのこと。携帯電話の有効期限は既に切れており、モバイルは使えないけれども、バスターミナルに入っている店舗の無料WI-FIに接続できました。


タクシーだと30リンギなので18リンギはかなりお得。これではタクシーを使う人はいなくなるのは必至です。心なしか、客待ちのタクシーも減ったようです。余計なお世話ですが、早く職を変えたほうがいいのでは、と思ってしまいます。


中国人と思しき運転手は顔を見るなり、「トゥー プレイ、トゥー プレイ」というので意味が分からずにいると、どうやら「乗せるのは2回目だね。」という意味らしいと推測。英語がまともに話せない人が増えてきているのではないかと思います。確かに、前回市内を避ける道を指定した記憶がありますが、その通りに走っているので、この運転手に遭遇するのは2回目なのかもしれません。相手が覚えていてこちらが覚えていないと言うことは記憶力の衰えかも。


料金の支払いは予め届けてある、クレジットカードで自動決済されており、現金が不要なのは便利なシステムです。


今回は終点のアマンジャヤまで行きましたが、途中のゴーペンの方が時間的に早く着くかもしれないので、GRABがすぐにつかまるかの問題も含め、今後の検討事項です。

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