ロティ バワン

インド料理を食べさせる、ナシカンダールというレストランはマレーシア中にあると思います。 ナシ(ご飯)に好みのカレー スープをかけ、チキンや肉、魚介類、野菜、卵などを載せて同じプレートに載せて食べますが、まず、店内で食べるのか、持ち帰りか? (マカン ディ シニ? アタウ ブンクス?)と大体マレー語で聞かれます。その回答によって、お皿にご飯を盛るか、プラスティック容器に盛るかが決定されます。値段は量よりも取るおかずの種類によって決定されます。少量ずつ異なった種類のおかずを取ると高くなります。店によっては自分でおかずを取らせないで、客が指定したおかずを店員が大きな皿から取るシステムのところもあります。自分で取るシステムのところが圧倒的に多いですが。カレーは辛いという先入観を持ちがちですが、中には豆を煮込んだブディ カレーのようにあまり辛くないカレーもあります。


カレースープには様々なスパイスが使われていて、高い店はそれなりにいい香料を使っているのが分かります。値段は本当に様々です。


午前中に限り、店頭でロティーが注文に応じて次々に焼かれていきます。ロティー(マレー語のパン)とは小麦粉に油を混ぜて練り上げ、暫く置いたものを薄くして油を引いた鉄板で焼き上げたものです。もっと薄く焼き上げたものをトウサイといい、帽子のように円錐のような形で出される、トウサイ ティッシュという、芸術品のようなものものもあります。


ロティーの中に入れる具によって、ロティチャナイ(なにも入れない)、ロティ ピサン(バナナを練りつぶしたものを入れたもの)、ロティ バワン(紫のたまねぎを千切りにしたものを入れたもの)など様々な種類があり、トウサイも同じように トウサイ バワンなどの種類があります。以上のような情報はマレーシアに滞在している人にとっては基本中の基本の基礎知識でっすので、そんなことは当たり前だのクラッカーという声が聞こえてきそうです。


ロティーやトウサイはお好みのカレースープにつけて食べるのですが、朝食にはもってこいで、私はよく食べます。なかでもロティ バワンを気に入っており、朝 ナシカンダールに行くと 決まってこのロティ バワンを食べています。値段は何を食べても2リンギ弱と格安な食べ物です。飲み物(大体 ティー タリかコピ アイス)込みでも3リンギぐらいと日本円で100円もしない格安の朝食です。

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