交通違反リストと罰金額の偽情報

道路運送局(JPJ)の、2月から発効する違反リストとその罰金額が、少し前に出回っていましたが、当のJPJが、そんな声明は出していないと全否定したという記事を紹介します。記事原文は下記URLを参照願います。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/01/27/jpj-viral-message-listing-traffic-offences-and-fines-is-fake/#7VErHJuBVObOiglY.99


Quote
JPJ:拡散された交通違反リストと罰金額に関するメッセージは偽情報


いい交通マナーとはいえませんが、右車線をゆっくり走行したり、トラックの荷台に8時間以上乗っていても、罰金を課されることはありません。この2つの運転マナーに付いては、JPJが偽情報だといっているリストに載っているものです。


この偽情報といわれるものには、“お金を失わないように” という標題が付いていますが、JPJはこのようなメッセージを発してはいない、と言っています。


JPJはその公式フェースブックで次のように反論しています。「我々はこのようなメッセージを出していない。全くの偽情報だ。このようなメッセージを簡単に信じないで欲しいし、正しいという確信無しに広めないで欲しい。インターネットのすべてが正しいとは限らない。」


Unquote


JPJになりすまして出回った違反リスト10項目と罰金額は次のようになっています。
1. 進路妨害 300リンギ
2. 右車線をゆっくり走る 150リンギ
3. 木または鉄製の刀剣所持 100リンギ
4. エンジンをかけたまま給油 100リンギ
5. 酒酔い運転 2,000リンギまたは6ヶ月の収監
6. 判読不能
7. 運転中の携帯電話使用 300リンギ
8. シートベルト不着用 300リンギ
9. トラックや番の荷台に8時間以上乗車 150リンギ
10. サイドミラー無し 100リンギ


この偽情報の目的は、誰も実害を受けず、得をする人もいないので、面白半分としか考えられません。


インターネットから得られる情報は、いうまでもなく、検証を経たものではないので、偽情報が混じっていることは、改めていうまでもありません。発信源を特定して、偽情報を発した人をすぐに特定できるシステムにし、偽情報による被害があれば、責任を追及できることが簡単に出来るようにすれば、偽情報の発信は少なくなると思います。


いまは発信源を特定することは、やれば出来ますが、個人ベースでそれを知るためには、かなりややこしい手続きが必要になります。

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