エアアジアGのCEOが語る

格安航空会社の雄である、エアアジア グループのCEOである、トニー フェルナンデスが2月15日放映されたテレビ番組で語った内容を紹介します。記事の原文は下記URLを参照してください。https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/02/16/airasia-starting-restaurant-based-on-its-inflight-menu-says-fernandes/#BdGUueiZH0cUaYRc.99



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“エアアジアが機内食をベースとするレストランを開業”


地上で、エアアジアの機内食メニューのナシレマがもうすぐ食べられます。ラリー キングがホストの米国のトーク ショーでエアアジア グループのCEOであるトニー フェルナンデスが、 “自伝: エアアジアからQPR(クイーンズ パーク レンジャー)まで”と題する2017年に出した自らの自伝を紹介し、視聴者からの質問に答えて、語りました。


「レストランの名前は機内食のメニューである“サンタン”から取りました。航空業界は空の旅をより快適にするため、技術革新を利用しています。シート技術に絶えず取り組んでいます。ボーイングは機内での室内の快適な気圧に取り組んでいます。多くの技術革新が実現されています。搭乗を助ける、顔認証にも取り組んでいます。政府とともに、事前認証により、よりよいセキュリティ技術で並ぶ必要がなくなるように取り組んでいます。


最安値のキップを買うためには、単に早く買うことです。インターネットで航空運賃が透明化されました。エアアジアは”古典的な経済変動モデル”を使って、安い運賃を提供して需要を創造し、需要が高いときは高い運賃を設定しています。」


医科大学から落ちこぼれ、ワーナー ミュージック グループの副社長の会計士、そして今の航空業界の大立者という歴史を振り返りながら、今まで受けた最悪のアドバイスは”エアアジアは使うな”というものだと語りました。


エアアジアで達成した最もいい業績のひとつは女性パイロット社会を支えたことだと彼は語っています。


「我々は多くの女性パイロットを雇用しています。これは誇りに思っています。以前、チーフパイロットのところに行って、女性パイロットがいないのは何故か聞いたところ、公には口にできない珍妙な答えをしてきました。女性が国を運営できるならば、飛行機も動かせるに決まっています。


我々には今は150人の女性パイロットがいます。機長、副操縦士、客室乗務員、チーフ エンジニアを含めた全ての乗員が女性である、最近のフライトがあります。パーセンテージで言うと、エアアジアは米国の他の航空会社よりも女性の割合が多い。エアアジアの疾風の成功は、よい人々、よい管理者、フラットな組織、見えない壁の破壊のおかげです。


反省することは多くはないが、一つあるとすれば、クイーンズ パーク レンジャー サッカーチームをもっとうまく経営していたらとという点です。」
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倒産寸前だったエアアジアを1リンギで買ったといわれているトニー フェルナンデスですが、当初から勝算があったわけではないと語っていたのを以前目にしたことがあります。
ほんの10数年前のエアアジアはポンコツの航空機ばかりで、今のKLIA2に移る前の乗り場は貨物専用のターミナルで、薄汚い待合室、滑走路のそばを歩いて飛行機に向かうという野趣あふれる設備でした。


努力したのは当然のこととして、ギャンブルに勝ったという印象です。自分がエアアジアの購入を打診されたらどうしていたかを考えると、先行きどうなるか分からないおんぼろ会社を購入して、その当時の仕事を止めていたということはありえないでしょう。


他に選択肢がない場合の究極の決断が、結果的に幸運をもたらしたということだと思います。

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