ガソリン補助金に所有者ごとの枠を設定

ガソリン価格は、週ごとの変動価格制に移行されていますが、さらにガソリンへの補助金の割り当てに個人ごとの枠を設定する作業も行われている、という気になるニュースが目にとまりましたので、紹介します。記事原文は下記URLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/02/18/govt-in-final-stages-of-identifying-vendor-for-new-fuel-subsidy-programme-says-saifuddin/#zIslGFZ1pQiTb64M.99


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“政府は新しい燃料補助金プログラム業者を決定する最終段階に来ている”



国内通商および消費者問題相は次のように語っています。


「4月から段階的に導入予定のRON95に対する燃料補助金プログラムを、成功裏に実施できる業者を決定するため、我々は慎重に選択しなければならなかった。


財務省は業者の選択が終われば、新たな業者をすぐに発表するし、我が省は、補助金メカニズムがスムースに実施されることを確保するため、業者と協働していく。


我々のチームはガソリンスタンド業者、消費者団体、国家登録極、首相府の実施と調整部隊などの政府機関とベストの補助金スキームについて、話し合って行きます。」


財務省は、最近の予算の発表後、燃料補助金の新システムを、開発、テスト、実行、調査、運営をするため、業者に対して、“提案要請”を出し、公開入札しました。


補助金は、車の所有者に対して、毎月100リッターに、二輪車の所有者は毎月40リッターに限定されます。


約20億リンギが新しい補助金政策に配分され、4百万人を超える車の所有者と260万人の二輪車所有者に配分されると予想されています。


マレーシアの消費者は毎月12億リッターのガソリンを使っていますが、全体の90%はRON95です。


Unquote


この論調によると、外国人は補助金の対象外となるのはほぼ確実であると思われます。給油時に定価で支払い、その後MYKADを所有する車や二輪車のオーナーは補助金分を受け取ることになるのか、あるいは他の方法を採るのかはっきりとはしませんが、4月から二重価格になるのは間違いないと思われます。

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