ブロードバンド料金とスピードの高速化

マレーシアのインターネットが、昨年の政府の方針に従って、料金が下げられ、スピードが高速化しました。


さらに国営電力会社TNBが、マラッカのジャシンで光通信による高速ブロードバンドをテストしており、それによると、最高1GBPSで、料金は現状のプロバイダーよりもさらに安くなるとのことです。しかもTNBは電気を供給するための設備をすでに持っているのが強みとなるはずです。


そういえば、日本でもインターネットの初期のころ、電力会社がネットに参入するという話がありました。東京電力は既に撤退して、別会社に引き継がれているようですが、他の地方電力会社の中にはネットサービスを続けているところもあるようです。


TNBの場合はどうなるのでしょうか。


掲題記事に付いての記事を紹介します。記事の原文は下記URLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/no-reduction-in-broadband-price-communications-minister-CI569567


Quote
“ブロードバンド料金のこれ以上の値下げはない(情報通信相)”


掲題に関し、情報通信相は、テレコムマレーシアTMの本社を訪問し、次のように語っています。


「通信料金を半額に、スピードを2倍にという政策目標は既に達成された。この目標を掲げたとき、スピードを2倍にし、料金を下げようと思った。その結果、全ての通信会社が料金を引き下げた。目標は達成された。」


今年の初め、同相は語っています。「2018年にわが国はブロードバンド料金を25%下げるという目標達成に成功した。セルコム、マクシス、タイムなどの殆どの通信会社が料金を30%から65%引き下げた。国営電力会社TNBは、光通信インフラの提案をしてきた、唯一の会社だ。TNBは既にインフラを有し、マレーシアで活動している、基本的には地元企業だ。だから最近のジャシンにおけるパイロット プロジェクトの可能性に付いて注視している。」


Unquote


TNBの参入はマレーシアのインターネット接続業界に新たな競争を惹起し、スピードの高速化と料金体系の見直しがさらに進むきっかけになる可能性があります。

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