ドリアン

ドリアンに付いての話題です。


ドリアンという名前を知ったのは、代々木にドリアンという名前の喫茶店があるのを見たときで、高校生のころだったと思います。そのときはドリアンという果物の名前であることは知らず、その後、大学生のころ、新宿の高野で非常に高額な値段(確か、1万円?)で売られていたのを見たのが、ドリアンというものを具体的に知ったときでした。


ドリアンに慣れていない人にとっては、その匂いでまず食べるのを躊躇しながらも、何回か食べるうちに、次第に嵌っていくというパターンを取るのが多いのではないかと思います。


実際に私はこのパターンでした。始めて食べたのは、もう30年ぐらい前のことで、インドネシアにダイビングに行ったときでした。初めて知ったドリアンの強烈な匂いに圧倒され、ろくに食べることは出来ませんでした。


その後、たまたま同じインドネシアの駐在になって、現地に住む日本人駐在員から熱心にドリアンを勧められましたが、最初の印象が強烈過ぎて、食べる気になかなかなれないでいたところ、ある駐在員の奥さんが、「本当においしいドリアンならば、決して変なにおいはしない。匂いが気になるならば、冷凍したものはあまり臭いがしないから、まず冷凍したものを食べてみたら?」といわれ、冷凍したドリアンを食べたところ、確かにあまりにおいがせず、それが突破口となって、今では大好物になってしまいました。


その様ないきさつを持つドリアンですが、ドリアンに関する記事を紹介します。記事原文は下記URLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/03/01/malaysia-to-boost-durian-tourism-farmers-urged-to-invest-in-agrotourism/#GyHWUwUv5r1ceciH.99


Quote
“マレーシアはドリアン観光を推進し、農業観光への投資を農民に勧める”


農業および農業基盤産業省の副大臣は、これを、観光、芸術文化省(Motac)の協力で推進し、農民に対して農業観光への投資を呼びかけました。


「観光省とともに、今年の中間から、農業観光を推進して行きたいと考えている。全国の農民に、農地をアップグレードし、シャーレやリゾートなどを建設し、農地で新鮮なドリアンを食べてもらうパッケージを提供する農業観光設備への投資を呼びかけていく。


今年と来年の“2020年マレーシア訪問イヤー”でドリアン観光を大々的に進める。既に始まっているドリアンの中国輸出に付いては、中国当局との話し合いが行われ、農民および業者は、中国の関税当局のルールの遵守が必須です。


マレーシアのドリアンは世界一といわれているので、中国の輸出を拡大したいと考えている。ドリアン業界人はこれに備え、供給増のため、農地をアップグレードしてください。


ドリアンの需要が増えて、ドリアンの価格が急騰するのではないかとの声があるが、供給が増えればそのようなことは起こらない。需要があれば、より多くに人が投資を行う。新しい技術や近代農法でドリアンの木はもっと実をつけるし、価格は変わらないか、むしろ下がる。


ドリアンに投資したいならば、ドリアン アイスクリーム、ドリアン ケーキ、ドリアン コーヒー、ドリアン ピザ、そしてドリアン バク テー でさえ、最高の価値を得る為に、もっと川下製品を生産する必要がある。」


Unquote


本当においしいドリアンは、実を刈り取るのではなく、自然にドリアンの実が落下したものを、朝回収して、すぐ食べるのがベストだと聞いたことがあります。そしてドリアンを選ぶときには、形がよくて、軽めのもので、匂いをかいでいい香りのものを選ぶのがいいということです。


路上で販売している露店で外の硬い殻だけカットしてもらい、殻付きで持ち帰って食べたほうが、中の実だけプラスティックに入れてもらうよりも、新鮮さが残るような気がします。

×

非ログインユーザーとして返信する