クダ州の博物館の敷地内に建設された、戦死された3人の日本兵の慰霊碑の説明文に対する抗議が、現場だけでなく、ペナンの総領事館に対しても行われているという下記のような連絡が、総領事館から発出されています。

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“日本人慰霊碑を説明する案内板に対する抗議について”

〇ケダ州博物館敷地内に復元された日本人慰霊碑を説明する案内板の記述内容に対する批判が行われており，本件抗議活動が在ペナン日本国総領事館周辺においても発生しています。
〇当地に滞在・渡航される皆様におかれましては，報道等により最新の治安情報の収集に努めるとともに，不測の事態に巻き込まれないよう，デモや集会には近づかないなど，安全の確保に十分注意を払ってください。

１　３月２１日，マレーシア・ケダ州博物館敷地内に日本人慰霊碑が復元されたことを受けて，除幕式が実施されましたが，同慰霊碑を囲む柵に設置された案内板（日本語，英語，マレー語）の記述内容に対する批判が行われており，在ペナン日本国総領事館周辺においても本件抗議活動が発生しています。

２　ケダ州観光局は既に当該ボードを撤去しておりますが，当地に滞在・渡航される皆様におかれましては，報道等により最新の治安情報の収集に努めるとともに，不測の事態に巻き込まれないよう，デモや集会には近づかないなど，安全対策に万全を期するようお願い申し上げます。

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3月26日のいくつかのニュース　ポータルをチェックしたところでは、この件に関する、新しい情報は見出せませんでした。3月24日、25日に掲載されたこの件に関する記事についての、一般のマレーシア人の関心は低いようです。

共産党の指示を受けた中国人が、共産党シンパであることを隠して反日活動のための口実として、この件を利用しているようです。マレーシアで共産党シンパであることを公然と明らかにすれば、マレーシアの国籍を持っていたとしても、共産主義は非合法なので問題になるはずですから。

そもそも、バナーや看板はクダ州が製作したもので、日本総領事館に抗議することはお門違いなのですが、彼らはそんな道理は無視して日本に対して難癖をつけたいだけなのでしょう。