マレーシアでの人工授精

マレーシアは人工授精(IVF)技術において他国に引けを取らない水準にあるという記事を紹介します。記事原文は下記URLを参照願います。https://www.thesundaily.my/local/malaysia-among-preferred-destinations-for-ivf-dr-dzulkefly-MC765583


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“保健相:マレーシアの人工授精技術は技術が優れている国の一つになっている”


保健相は、アロー スターのスルタナー バヒヤー 病院で、生殖医療と人工授精部門の設立10周年を主催し、次のように語っています。


「マレーシアは他国のカップルに不妊治療を施し、人工授精(IVF)で妊娠を達成する技術水準が高い国の一つになっている。人工授精の成功率は30%を少し超える率ではあるが、この地域ではそれでも高い成功率といえる。



世界の国々を見ると、マレーシアは人工授精成功率の高い国の一つになっていることを誇ることが出来る。


人工授精技術には多くの制約やパラメターがあり、30%の成功率を達成するということは、他国の人工授精の発展に伍して居り、同等ということになる。


現在、全国に52の民間病院と4件の政府系病院、すなわち、クダ州のスルタナー バヒヤー 病院、サバ州リカスの女性子供病院、トレンガヌのスルタナー ヌル ザヒラー病院、そして保健省傘下であるイポーのラジャ プルンプアン バイヌン病院ではもうじき、始める予定です。


生殖医療における準専門家プログラムではこの分野の最近の需要に対応するため、もっと多くの医師を訓練する権限が与えられます。」


Unquote


日本の現状では”人工授精で妊娠にいたる率は施行全体の約50%(累積妊娠率)で、1回の成功率に換算すると約10%となり、約80%は3回までに、約90%は5回まで妊娠する”ということなので、保健相のいう30%という率は累積妊娠率なのか、1回あたりの成功率なのか、これだけでは不明で、比較することは出来ませんが、技術的な対応力は有しているという捉え方しかできません。


日本では勿論保険適用外ですし、高額医療費負担制度にもかからないので、マレーシアで治療を考えるということもありうるということになるでしょうか。

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