マハティール首相の訪日最終日

日本を訪問中のマハティール首相は、訪問最終日の5月31日に安倍首相と会いましたが、日馬間に大きな課題はなく、特に目新しいことはありませんが、それぞれコメントを発表していますので紹介します。記事原文は次のURLを参照願います。
https://www.thesundaily.my/local/mahathir-abe-hold-bilateral-talks-AA929130



Quote


マハティール首相は金曜日に、永田町の首相官邸で、カウンターパートである安倍首相と会談しました。


2人のリーダーは相互の結びつきと貿易、教育、防衛問題を含む多くの分野での協力強化のため、相互の関心事と利害について討議したと見られます。


マハティール首相は「マレーシアは日本の援助に大変感謝しており、二国間関係が続くことを願っている。日本の実業界が投資を支持することを誓っているのはありがたく、更なる協力を期待している。」と述べています。


安倍首相は「日本はマレーシアの援助を続け、様々な分野において、時代に応じた日馬関係の再強化を期待しています。“ルック イースト政策は日馬の有効と相互の結びつきの標です。透明性を改善し、国の債務を削減したマレーシアの果敢な政策を賞賛します。」と語りました。


マハティール首相の今回の訪日は、昨年5月9日の第14回総選挙後の二度目となる首相就任以来4回目となります。


Unquote


マハティール首相の今回の訪日目的は、日経フォーラムに出席して基調演説をすることで、安倍首相とも面談は、儀礼的な訪問でした。米中対立の中で、経済的には小国のマレーシアがどこに向かおうとしているのかはっきりとは見えませんが、共産主義を違法としているマレーシアが中国に付くとは考えられず、そうかと言って反中国を明確にすることも得策ではなく、双方と対立することなく、是々非々で泳ぎ回るものと思われます。

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