クランタン州　グアムサンで肺への感染で数名の現地住民が死亡しているというニュースを紹介します。記事の原文は次のＵＲＬを参照願います。
https://www.thesundaily.my/local/another-villager-in-kg-kuala-koh-dies-of-lung-infection-HK950867

Quote

“クアラ　コーで別の村民が肺への感染で死亡”

肺への感染の症状を示していたクアラ　コーの別の原住民が同じ病気で6月9日の朝、死亡し、これで同じ病気による死亡者は3人になりました。ここ数日間、患者はクアラ　クライ病院（ＨＫＫ）で治療を受けていましたが、重篤になりコタバルのラジャ　プルマイスリ　ザイナブⅡ病院（ＨＲＰＺⅡ）に移送されました。患者は汚染されていたと思われる湧き水を飲んだと思われています。

病院は年齢や性別などの死亡した患者の詳細を明らかにしていません。警察は流行病による死亡と確認しています。

地元では”不可解な病気”による5月はじめからの死亡者が13人だとしています。警察はこれを否定し、捜査ではまだその証拠を見出していない、とし、「捜査にやく立てるため、カンプン　クアラ　コーの住民は、特に死亡報告については警察と緊密に連絡を取ってほしい。最近までの調査で119人の村民が治療を受け、うち重篤な6人の患者はＨＫＫ
に移されている。そのうち19人はグアムサン病院でまだ治療中で4人はグアムサン　オランアスリ　中継クリニックにいる。」と語っています。

はじめになくなった2人はいずれも肺の感染によるものだと警察は確認しています。

一方、当地の議員は、当局がこの件の真相を早く確かめることを求め、次のように語っています。「近くの鉄鉱石採掘から汚染が来ている可能性を心配している。これ以上患者が増えないようにこの流行がまもなく収まることを願っている。」

原住民への宗教教師は、5月のはじめから問題が表面化したのに、当局の対応が遅すぎると非難し、「死亡者が何人も出て、問題がメディアで扱われない限り、当局は対応しない。」と語っています。

Unquote

流れている水を飲んで肺が何らかの感染症を起こすというのは、常識的にはありえない話ですが、いずれにしても原因不明の肺への感染で死亡者が立て続けに出ているということのようです。

医療関係者が”不可解な病気”と言うだけあって、未知の細菌、またはビールスによるものなのか、特定された地域だけのものなのか、今の段階では全く分かりません。