バトミントン
マレーシアが誇るあのダトゥック リー チョン ウェイーの競技からの引退が発表されました。このニュースを紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/sport/lee-chong-wei-retires-after-cancer-battle-CH966703
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“癌との闘い後、リー チョン ウェイーが引退”
癌にかかったバトミントンのスター リー チョン ウェーは、世界やオリンピックのタイトルを手に出来なかったが、多くの栄光をあつめた輝かしい経歴を閉じることになります。
合計348週にわたり、世界一位の位置にいたが、6回の世界および、オリンピック最終戦での敗退を喫したリーは、鼻癌との数ヶ月に及ぶ闘いの末、涙を飲んで終止符を打つことになりました。
「引退の決定は重いものでした。本当にバトミントンが好きなのです。しかし厳しいスポーツです。全てのマレーシア人にこの19年を感謝します。」と二児の父でもあるリー(36歳)は語りました。
昨年、鼻癌の初期の段階と診断され、台湾での集中治療後、復帰を目指していました。しかし、4月以来、練習をしていませんでした。競技に戻る自ら課した期限を逃し、来年の東京オリンピックへの出場が遠のいていました。
オリンピックで3回銀メダルを取っているリーは今は休み、家族と過ごしたいと語っています。
5つのコモンウエルスの金メダル、4つの全英での勝利、47のスーパー シリーズの勝利を含め、705勝と69のタイトルが競技成績となりました。
「後悔はありません。自分の健康が一番大事です。オリンピックの後、引退することを、もともと考えていました。健康を考えて、引退の意思決定をしました。2012年に結婚しましたが、新婚旅行に行っていません。約束を果たしたいと思っています。」
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オリンピックの金メダルを期待されながら、3回逃した悲劇のヒーローでもありましたが、今回の引退決意はオリンピックへの出場が叶わないと悟ったのが理由かもしれません。
暫く、世界のバトミントン大会で彼の姿が見えず、マレーシアの成績がぱっとしないので、どうしたのだろうかと思っていた矢先のことでした。彼が引退すると、マレーシアがオリンピックで金メダルを取れる可能性はますますなくなってしまいそうな気がします。