第4次産業革命

38回目となるマレーシア-日本 経済協会と日本-マレーシア経済協会の合同会議がKLで行われ、マハティール首相が基調演説をしていますので、その概要を紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/restructure-business-industrial-ecosystems-to-meet-future-needs-dr-m-GK1048558


Quote


“マハティール首相:将来の必要に対応するため事業、産業エコシステムの再構築を”


“革新的技術分野におけるマレーシアと日本間の通商と投資の拡大”をテーマにした合同会議は地域内の革新と改革を目指し、地域内の技術革新と改革を促進する未知を探ります。マレーシアは地域の発展を促進するため、近隣諸国と緊密に働いてきました。
効果的マネージメントと地元の才能による高い付加価値を持った技術を伴った、デジタルと革新的な技術の適用と採用を持って、将来の必要に対応するため、事業と産業エコシステムは再構成される必要があります。


成長を高めるため、新しい分野を政府は見据える必要がある。この会議は、我々にとって、マレーシアと日本のパートナーシップを改善するいい機会です。マレーシアに投資すること、そして製造業分野の発展に貢献するとともに人的資源を耕す、ハイテク分野への日本から投資することは、日本がアセアン地域と諸国に市場を拡大する日本のためにもなります。


前回の会議と今回の会議の間、マレーシア政府は法の定めの上に、ビジネスに沿ったフレームワークを構築することを約束してきました。我々の財政政策を再構築し、経済戦略を改め、前政権が造った前例のない汚職の山を乗り越えるため、外観の復古を行い、改善に努めてきました。


この合同会議は、両国政府の二国間のより大きな相互作用を求めた呼びかけに起源があります。疑いなく、この会議は日本とマレーシアの投資の流れと貿易を開拓し活発化し、日本がマレーシアの最大の投資国になった結果の手助けになっています。そして翻って、マレーシアが電子、電気品の指導的輸出者になるのに貢献しています。


1,500社を超える日本企業がマレーシアで操業しているという事実はマレーシアと日本の協力が成功している証です。


しかし、交易と産業の世界潮流はすばやく変化しています。マレーシアの早期の優位性の競争力は再評価が必要です。


デジタル経済と第4次産業革命の影響が強調される中、我々の将来の戦略を示すためには、過去の成功を見直す必要が本当にあります。


国際通商産業省が書いた第4次産業革命のマレーシアの青写真のもとで、第4次産業革命への重要な歩みを既に始めています。2018年10月31日から始めて以来、政府は2019年から2021年までに第4次産業革命への移行を支えるため、2億1,000万リンギの支出を約束しています。


Unquote


アセアン諸国の中で、マレーシアが今まで成功したのは、日本との協力関係があったことは認めつつも、これからの時代は第4次産業革命への対応であることについて、明確な認識を持ち、決して過去の成功に満足してはいけないことをマハティール首相は述べています。一国の指導者として、本当に貴重な人材です。

×

非ログインユーザーとして返信する