マレーシア政府の宣伝をする意図は全くありませんが、政府の代弁者である官房長官の談話を紹介し、何を目指しているのかを見てみたいと思います。記事の原文は次のＵＲＬを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/govt-digitising-public-service-delivery-for-efficient-faster-service-ismail-bakar-DD1115885

Quote

“政府は効率的で迅速なサービスのため、公共サービスの提供をデジタル化しつつある”

官房長官は次のように語っています。

「政府は、より効率的で迅速なサービスのため、様々な政府機関の協力の下、公共サービスの提供システムを積極的にデジタル化しつつある。

既に実施しているオンライン　サービスはマレーシア政府のポータル（www.gov.my）で、彼らがどこに居ようとも、政府機関にデジタルでスムースに対処することができます。

事業援助申請、教育、経歴、観光と文化、住宅、金融、税金、イミグレ、ビザ、福祉、家族と社会、保健などはデジタルで受けられる政府のサービスです。

政府は、プログラムまたはMyBayar, MyPay JomPayなどの支払いアプリを使うとともに窓口、またはオンラインでの支払いのためのキャッシュレスの支払いサービスも行っています。

サービスのデジタル化で、市民サービスの範囲を合理化する政府の努力に沿って、政府は公共サービスの効率化を改善することが出来ます。

同時に、政府サービスを改善する努力は、研究所の改革、公共部門の改革、”オンブスマン　マレーシア”を作ることによる公共苦情局機能の一新、独立警察苦情および不正委員会（ＩＰＣＭＣ）の創立による警察改革の実行のような政策を始めることにより絶えず改善されています。」

Unquote

本人認証が確保されるならば、業務をデジタル化すれば、業務の効率化、迅速化は図れることは確かです。

マレーシアと日本を比較すると、日本のデジタル化ははるかに遅れているといわざるを得ません。日本の役所は職員であふれていて、ＰＣを使ってはいても、手作業が多く効率性は全く感じられません。

日本の役所は職員を減らしてもっと合理化し、減らした職員を人手不足を訴えている産業界に解放すれば、それこそ　ウイン-ウインだと思うのですが。

デジタル化の問題で解決しなければならないのは、”なりすまし”の問題です。スマホ、携帯電話で本人認証が出来れば、”なりすまし”問題は解決できると思うのですが、素人考えでしょうか？