観光相がMM2Hについて説明

マレーシア マイ セカンド ホウム (MM2H)のプログラムについて、その許可状況を窓口である観光芸術文化相が説明していますので、紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/90-of-3-700-mm2h-applications-already-processed-XC1127101



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“3700人のMM2H申請者の90%は既に処理”


内閣が設立したMM2H見直し委員会は、昨年保留していた3,700人の申請者の90%を超える処理を手助けしました。


観光芸術文化相は次のように2019年7月18日に行われた記者会見で、説明しています。


委員会は、観光芸術文化省を事務局とし、イミグレを初めとして多くの機関が加わり、積み残し分の一掃を助け、申請者を推薦し、内務相の決定に委ねた。


これに先立ち、メディアは、標準手続きでは許可に要するのは90日であるところ、2018年9月以来4,000を超える申請の処理が遅れていると報じた。


今年は3月までの1,700人の申請について、委員会は取り組んでいる。2002年にこのプログラムがスタートして以来、2018年までに中国の13,892人をトップにして131カ国、43,943件が許可された。


MM2H プログラムで、183億リンギを経済的に生み出し、イミグレはビザ収入で167億リンギを稼ぎ出した。我が省はマルタのような新しい場所を見出しており、マレーシアに住みまたは引退生活を長期にわたり過ごすこのプログラムに加わるように勧誘していく。


Unquote



観光相が長期滞在ビザ制度のないマルタを何故引き合いにしたのか不明ですが、マルタは地中海の温暖な島で、マレーシアとどのような共通点があるのか分かりません。


MM2H プログラムについては観光省は窓口であり、最終的な許可は内務省であることが明確になりました。


MM2Hの規模としては既許可件数が4万件あまりで、このうちどのくらいの割合が現在マレーシアにいるのかは明らかではありません。イミグレも許可されたうちどのぐらいがマレーシアに実際に滞在しているのか、実数を把握する手段はないでしょうし、マレーシアへの寄与度はビザ料金収入ぐらいしか掴みようがないと思われます。


マレーシアとしては、人数的には多寡が知れていますが、多少なりともマレーシアの消費が拡大するはいえますが、国家財政的には問題外の規模だと思われます。それでもこのプログラムを実行しないよりはましということで、やっているということでしょうか?

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