短期間の部屋の賃貸借（ＳＴＡ）の法制化を行うべく、一般からの意見聴取が今年の後半に始まるようですが、それに期待する人がいる一方で、集合住宅（コンドミニアム）によっては、短期の賃貸借を禁止しているところもあります。ＳＴＡを禁止しているところでは、セキュリティーに問題が出てくるという点がありそうです。

一方で短期賃貸のブローカーであるエアーｂｎｂのようなところでは、法制化に期待を寄せています。ここではエアーｂｎｂの主張を紹介します。記事原文は次のＵＲＬを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/sta-regulatory-framework-will-help-grow-tourism-in-malaysia-airbnb-IA1130921

Quote

“エアーｂｎｂ：ＳＴＡの法制化はマレーシアのツーリズムの成長に役立つ”

オンラインの航空券および朝食、宿泊所のブローカーを業とするエアーエアーｂｎｂは、「短期宿泊の法制化の枠組み導入は観光の成長を後押しし、マレーシアにおける信用の置ける旅行を支えると考える。」という見解を発表しています

マレーシア　生産性公社（ＭＰＣ）が、「今年の第4四半期に、法的枠組みのガイドラインの案が、一般の意見を求めて、公開される。」という声明を出したあと、エアーｂｎｂの東南アジア公共政策責任者は声明を発表しています。

「マレーシアは、短期賃貸の明確なガイドラインを持つことに、一歩先んじている。
我々は、ＭＰＣと積極的に相談してきた。これらの、または他の議論に基づき、我々が、推薦してきたあるべき法の枠組みは、成長を助け、マレーシア観光の将来を保証し、地元のニーズに対応すると、敬意を持って信じています。

わが社はＭＰＣと、マレーシアの短期賃貸借の明確なガイドラインを完結するに付いて、今後数ヶ月間、緊密に協力して作業していくことに期待しています。」

Unquote

短期賃貸者というニーズは過去にもあったと思いますが、これを業として行うエアーｂｎｂの登場で、法制化が進むことになりそうです。その結果、短期賃貸借を禁じている集合住宅も、その方針が変更される可能性も出てきそうです。