今年は8月11日が　ハリラヤ　ハジ（犠牲祭）になります。国の行事として各地で行事が行われ、儀式の模様はテレビ中継もされます。マレーシアの国立モスクで行われた行事の模様を紹介します。記事原文は次のＵＲＬを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/mahathir-joins-thousands-of-muslims-in-aidiladha-prayers-CM1248163

犠牲祭とは何なのかを簡単に説明しますと、由来は旧約聖書から来ており、神への忠誠を示すため、自分の子供の命を神に捧げることを強制された、アブラハムがまさに自分の子供を手にかけようとしたところ、神の声が聞こえ、神への忠誠が認められ、自分の子供を生贄にすることから解放されました。アブラハムの神への忠誠を称えて、犠牲祭と称する儀式がイスラム教の行事として行われるようになったということです。

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“マハティールが数千人のムスリムの犠牲祭の祈りに参加”

国立モスクで行われた犠牲祭の儀式にトゥン　マハティール博士が参加しました。祈りは国立モスクの大司教がリードしました。

儀式の後で、マハティールは、「動物を生贄にするだけでなく、恵まれないイスラム社会のメンバーを喜んで援助するべきだということを、ムスリムは再確認してください。我々が犠牲と、犠牲の重要性を、学ぶことを望んでいる。」

これに先立ち、大司教は“どこに我々の犠牲があるのか？”と題する犠牲祭の説教で、全ムスリムが気遣いのアプローチをとり、世界中の困っているムスリムに援助を広げて、犠牲になる準備をしておくことを呼びかけました。

「犠牲と援助は自分の出来る範囲に基づき、金、エネルギー、思想、祈りを捧げなさい。我々の犠牲が正しい実践、そしてアラーへの忠誠の証拠として評価されることを願っています。」
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犠牲祭で命を絶たれる、牛、羊、ヤギ、などを考えると、ムスリム以外の人には理解できない行事です。

なお、8月12日は振り替え休日になります。