KL市と東京都が二酸化炭素削減で協力

KL市と東京都が、地球温暖化に対処するため、世界的な動きになっている二酸化炭素を減らす努力をするという記事を紹介します。記事の原文はhttps://www.thesundaily.my/local/kl-and-tokyo-looking-into-low-carbon-society-collaboration-IL1296082を参照してください。


今、世界的に地球温暖化に対処するため、二酸化炭素排出量の削減にむけて取り組みが行われています。二酸化炭素は温室効果ガスなので、その排出量を減らせば、地球温暖化に効果があるというのが論拠となっています。世界の流れに逆行して、果たしてそうでしょうか?という疑問があります。


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“KLと東京都が協力して低炭素社会を見据える”


KL市は“KL2030年低炭素社会計画”で定めた目標と戦略を達成するため、東京都と協力して行きます。


KL市長は、”東京からKLへの低炭素システム”の開催にあたり次のように語っています。


「計画の下で、様々なプログラムを採用するため、気候変動の対処に成功している最善の実践を探求して行きたい。低炭素社会プログラムの実践に当たっては、一人でやることはない。東京都と知識を共有し、協力し、訓練を受けて、2030年までに70%の二酸化炭素濃度を削減して行きたい。


東京都は、現存の、および新しい建物についての手段を開発し、その経験を使って、KLが持続可能な建物政策の枠組みを整えるのを手助けすることが可能です。


KL市は全ての街路灯をLEDライトにし、全てのKL市庁の建物に省エネ機器を入れ、木を植え、人々に歩くことや自転車を勧めることなどを含め、KL市は低炭素プログラムを推進してきました。


同時に、新しい民間所有の建物を環境に優しいカテゴリーの建物にし、一方古い建物を改装すること勧めてきました。


民間の賛同を得るためには、おそらく適切なインセンティブ パッケージをKL市は考えるべきなのでしょう。


都市間の協力では、調整、技術専門家として、地球環境戦略研究所(IGES)、生成可能エネルギー開発局(SEDA)、マレーシア工業大学の協力を受けてきました。」


一方、東京都の気候変動とエネルギー局の上級部長は、次のように語っています。


「東京都は2000年以来、東京都は世界最大の首都の一つとしての責任から、省エネを追求してきました。東京キャップ アンド トレード プログラム(一定以上のエネルギー使用事業所に二酸化炭素使用量の削減義務を課すもの)や、中小企業向けの二酸化炭素排出報告プログラムなどの様々な手段で、東京都はエネルギー消費を2000年のレベルから約23%削減しました。


例えば、東京のいくつかの巨大ビルは、これらの様々なエネルギー効率対策の結果、二酸化炭素を50%削減できました。




我々の目標は、道は険しいけれども、2050年までに排気ガスゼロを達成することで、非炭素化で世界的使命に貢献することです。しかし、一つづつ熱心に省エネ対策を追求し、再生可能な使用を加えていくことで、達成可能と信じています。」


Unquote


温暖化と二酸化炭素排出量の相関関係があるのは事実だとした上でも、気候変動に対する相関関係はあるのでしょうか?


地球が出来た40億年前の地球の炭酸ガスの比率は90%だったと言われています。その後25億年から70百万年前の恐竜時代には0.1%から0.07%に下がり、現代は0.004%です。植物の光合成によって、二酸化炭素が植物に吸収され、炭素が植物の体に変わってしまっているので、二酸化炭素がどんどん減少してきたから、濃度が低下しているのです。


ここで多少の二酸化炭素の濃度が上がったからと言って、気候変動にどの程度影響があるというのでしょうか。


世界的な動きに棹差すようですが、全く無駄な努力ではないかと愚考する次第です。おそらく、この考え方に賛同する人はあまりいないと思いますが、あえて問題提起します。

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