高級住宅は売れ残っている

マレーシアでは、マレーシア人が住む低価格の住宅はまだまだ不足しているようですが、外国人向けの高級住宅は売れ残っているようです。頼みの綱は、一時一世を風靡した中国人ですが、そろそろその購買余力も限界が来ているようです。これに関する記事を紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/johor-govt-suggests-mm2h-enhanced-to-address-surplus-of-luxury-houses-EF1373060


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“ジョホール州政府は、高級住宅の売れ残りに対応するためMM2H強化を提言”


州の住宅、情報通信委員会長は、住宅、地方自治相が、先週水曜日に声明で、1,000億リンギに達する売れ残りの高級住宅問題の解決のため、中国、香港の購入者を惹き付け、住宅所有キャンペーン(HOC)を提案した、と伝えられていることに応えて、記者団に次のように語っています。


「MM2Hプログラムを推進することによって、外国人が、国内の売れ残り住宅を購入し、引退生活をマレーシアで送ることを間接的に惹き付けることになるだろう。


MM2Hキャンペーンを外国で行えば、より効果的ではないか?しかしながら、売れ残った住宅を売ることは簡単ではなく、段取りを考えなければならない。役所は、HOCについてMM2H申請を処理する観光省、内務省と話をしてみる。」


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中国の口車に乗って開発した、ジョホールのフォレストシティの住宅は、売れ残りがかなり出ているようです。資金繰りが続くのかがこのプロジェクトの命運を握っていますが、資本的計算の詳細については全く精通していないので、軽々にはコメントできません。


しかし、MM2Hの申請者を購入者としてあてにしているようでは、そこが知れるのではないでしょうか。


商社にいたので、資金固定化を避けることが身についており、売れるかどうか分からないでプロジェクトを推進するのは、愚の骨頂と思ってしまいます。

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