マラヤ大学の順位が上がった

議会でマレーシアの大学の世界におけるポジションについて質問を受けた教育相の見解を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/um-climbs-to-13th-spot-in-qs-asia-university-ranking-2020-JF1667209


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“世界の大学ランキング(2020年)でマラヤ大学はアジアで13位に上がった“


教育相は議会で、マレーシアの大学の現状につき質問を受け、「マラヤ大学はQS大学ランキングで、成功裏のうちに、前年の24位から13位に上昇した。マレーシア工業大学も158位から119位にランクされ、パハン マレーシア大学(UMP)も290位から134位に上がった。これは2018年6月以来採ってきた全体的施策の結果であるが、わが省は大学のランキングは専門課題によって価値づけられるべきだという意見を持っている。


例えば、マラヤ大学はUS NEWS 世界レポートでは技術分野で世界の15位にランクされている。


昨年12月末現在で、国内に20の公立大学と452の私立大学がありますが、それぞれ552,702人、576,982人の学生がいる。我々は整合性をないがしろにして順位にだけ焦点を当ててはいない。世界で競争でき、社会問題を解決でき、同時に社会変革の触媒となる知識人と起業家を生み出す公立大学を持ちたいと願っている。」
Unquote


QS大学ランキングというのは、大学を評価する物差しの一つであり、絶対的なものではありません。さらにこのマレーシアの大学の順位はアジアの中での順位であって、世界ではマラヤ大学の順位は70位です。


日本の大学はどうなっているかについては、東大が22位、京都大学が33位、東工大が58位で、残念ながら世界ではほとんど圏外という状況です。入試に傾注しすぎて、大学に入ってからは勉強しないといわれて久しいのですが、私も含めて残念なことです。

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