来年からガソリン価格が徐々に上がる

マレーシアのガソリンの95%を占めるRON95、いわゆるレギュラーのガソリン価格は、補助金が使われているので、このところリッターあたり2.08リンギになっていますが、来年から少しづつ上がりそうです。この記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thestar.com.my/news/nation/2019/11/28/minimal-hike-in-ron95-till-it-meets-market-price#oLP3bYd11GXEPt4d.99




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“市場価格に達するまでRON95の価格を少しづつ上げていく”


国内通商・消費問題省の副大臣は「来年、目標補助金プログラムが一旦始まったら、RON95の価格を市場価格に達するまで、毎週1センか2セン上げていく。スキームがスタートした時に、生活費を抑えるように、ガソリン価格は変動制にする。サバとサラワクはリッター2.08リンギを維持する。」と語っています。


22億リンギのガソリン目標補助金プログラムは800万をこえる自動車ユーザーに恩恵を与えると見込まれています。
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安いガソリン価格はマレーシアの物価安の象徴です。日本ではハイオクがRON100といわれていますが、リッター145円ほどなのに対して、マレーシアではRON95がリッター53円ほどなので、その安さは比較になりません。マレーシアで販売されているガソリンの種類としては、現在はRON97とRON95の2種類ですが、7、8年前まではRON97を超える超ハイオク、さらにRON95を下回るRON92という油種も売られていました。現在はRON95とRON97の2種類になっています。それもRON97は5%しか売れていないようです。


マレーシアにいると、ガソリンの安さのため、じゃぶじゃぶ使っても、まったく意に介さないようになります。市場価格になったとしても、税金がない分、ガソリンの安さは変わらないでしょう。

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