KLIAに向かう途中の桃田選手の事故

マレーシアを訪問中のバトミントン世界1位の桃田選手が、インドネシアに向かう途中の1月13日早朝に事故にあい、負傷したという事故の現地の記事を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/bam-saddened-over-momota-s-accident-YH1889100



Quote


“事故にあって負傷した桃田と他はCTスキャンを受ける”


1月13日早朝に、世界ナンバーワンのバトミントン選手の桃田と他の3人が同乗したバンが追突事故を起こし、運転手は事故現場にて運転席で死亡、桃田他3名は事故現場近くのプトラジャヤ病院で手当てを受けています。


病院の発表によると「病院に収容された人は全員、状態は安定しており、緊急に傷の手当が必要な人もおり、傷を縫う必要がある人もいます。全員擦り傷を負っています。」とのことです。


桃田(25歳)は鼻の骨を折っており、縫うことが必要なほど唇を切り、顔に何か所かの傷を負っているということです。アシスタントコーチの平山(35歳)は顔の傷と右足にけが、理学療法士の森本(42歳)は手を骨折しているとのことです。世界バトミントン連盟のトーマス(30歳)は足に傷を負い、頭に7針縫いました。


桃田他をKLIAに輸送中の、24歳の運転手が運転するバンが4時40分に、Maju高速(MEX)で、低速で走行中のロリーに追突しました。


前日の1月12日に桃田は彼にとっては長年狙っていた、最初の価値あるタイトルであるアキシアータ アリーナで行われたマレーシア マスターズの男子シングルのタイトルを勝ち取りました。前世界ナンバーワンであったデンマークのビクトル アレクセンを最終戦で破って獲得したものです。 


Unquote


事故の現場となったMEXはプトラジャヤ経由でKLIA方面へ行く通り道ですが、車の通行量は多くなく、見通しはいい道路です。ただし坂道が多く、上り坂では大型車のスピードが落ちてしまいます。夜が明けるのは、今の時期は7時頃で、事故の時間帯であった午前4時40分はまだまだ暗い状態です。追突原因は大型車が動けなくなって停止していたか、または追突した車のスピード超過、前方不注意、居眠りなどが考えられます。あっと思った時には前面にのろのろの大型車の薄暗いテールランプがあったが、ストップできず、そのまま突っ込んでしまったというのが一番ありうるケースだと思われます。あるいはテールランプが点いていなかった可能性もあるかもしれません。


しかし、事故の責任は死者に鞭打つようですが、亡くなったバンの運転手であることは疑いようがありません。


桃田選手は過去に1年間にわたり試合ができなかった期間があり、東京オリンピックでその才能を100%発揮できるまでに回復することを祈ります。

×

非ログインユーザーとして返信する