ウエットマーケットにも電子決済の波が

電子決済の波が、最も遠いと思われていたウエットマーケットにも及びつつあるという話を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/penang-market-stall-owners-going-cashless-IG1901208


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“ペナンのウエットマーケットのオーナーもキャッシュレス決済を導入へ”


キャッシュレスの支払い方法を導入した、ペナン タマン リップ シン スンガイ ドゥアのウエットマーケットの店のオーナーは結果に満足しています。


ニュース エージェントによる最近の朝の状況によると、ここの5つの店ではスティッカー、小さな看板、旗が掲げられ、E-ウォレット アプリで支払いたい人向けにQRコードの使い方を示しています。


魚屋を営む57歳の店の主人は「おなじみさんで、特に若い人たちや30代から40代の人たちは、既にキャッシュレスになっています。その上の年代はまだそのシステムに不慣れで、現金を使います。ほとんどの顧客はBOOSTやタッチ&ゴーのE-WALLETアプリを使っています。」と語っています。


彼の23歳の息子は3か月前に父のシステム導入を手助けし、非現金支払いの考えは彼らにとって、まだ新しくまだ特別なものではあったが、ビジネスに使う潜在力を見ていたと言います。「お客さんは現金を持ち歩く必要がなく、我々もお釣りを渡す必要がない。仕事の性質上、現金は通常、濡れているし、汚れているし。」と彼は語っています。


八百屋を営む25歳の女性は「2週間前にQRコードを設定しましたが、お客さんの大体3、4人が支払いに電子決済を使っています。特にウエットマーケットが忙しい週末には、お客さんのうち10人がキャッシュレス 支払いを選択します。双方にとって便利です。お客さんが支払いを認可するとすぐに私の銀行口座に入金されます。」と語っています。


果物店を営む45歳の女性は語っています。「3か月前に、3つの異なったE-walletに応じて、3つのQRコードを設定後、これまでのところ、毎日20人のお客さんが、E-walletアプリを使っています。キャッシュレス支払いで取引履歴の把握に使える一方で、特定の日の取引がすぐには追跡できないことが悩みです。というのは週末はビジネス デーではないので、自分の口座に入金しないからです。」
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現金払いと電子決済が混在する時期になっていますが、やがては電子決済に置き換わっていくものと推察します。偽札の心配もないし、現金を持ち歩くリスクもない反面、システム障害のリスク、ハッカーによる侵入リスクがないとは言い切れませんが、DR(災害復旧)対策やBCP(事業継続計画)などの事前の対策が不可欠であり、そこまでの対策があって初めて非現金決済の安全性が確保されると思います。今のところ、多額の現金をアプリに入金しておくことは考えられません。

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