観光スポットからの観光客締め出しはよくない?

新型コロナビールスの蔓延に伴い、マレーシアの有名観光地のいくつかに、閉鎖の動きが出てきていることについて、観光相がコメントしているので紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/minister-criticises-tourist-spots-for-banning-tourists-from-visiting-CK1941501


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“マレーシアの観光スポットのいくつかが観光客を締め出していることを観光相が批判”


新型コロナビールスの発生に伴い、観光客を締め出した人気のある観光場所を観光相が非難しました。


「観光客を立ち入り禁止にした観光スポットの所有者や運営者の行動は間違っており、国のイメージによくない。決定を覆すよう要請する。国中を歩き回ることを許可されている外国人は、武漢を起源とするビールスに感染していないことが確認されており、感染の疑いがある人は隔離されているはずだ。」


プトラジャヤのプトラモスク(ピンクモスク)、KLのマスジットネガラはそれぞれ日曜日と月曜日に、観光客は一時的に入れないという通知を出しました。これは武漢のコロナビールスに対応した処置だと思われます。この2か所の人気のある観光スポットは、信者のみに解放されています。


しかしながら、観光相はこのような処置は理由がないとしています。「外国人はすべての国際入国ポイントでふるいにかけられている。健康な人がウイルスをまき散らすとは考えられない。予防は不要だ。我々はすでにチェックした。」


2019-nCoVとして知られるビールスは世界中、主に発生元の中国で、数千人に影響を与えています。


月曜日に、政府は湖北省とその首都である武漢からの中国人に対するビザなし入国、到着ビザ、電子ビザ、手書きビザの発給を一時的取りやめることを通知しました。


Unquote


観光相は公衆衛生に関してその無知を曝け出しました。このような無知な人間が、国のリーダーの一人として発言するというのは、マレーシアの不幸です。


解熱剤を服用して、ビールスに感染していても発熱センサーはパスできてしまうこと、症状がない人であってもビールスに感染している可能性があること、そしてそのような人が、ビールスをまき散らす可能性があることがすでに明らかになっています。


このように世界にビールスをまき散らす原因となったのは、隠蔽体質の中国当局の対応のまずさです。正確な情報が発信されない、武漢を閉鎖する前に、相当数の人が武漢を出てしまっていること、それらが世界に大きな影響を与えてしまっています。


とんでもない国です。

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