道交法強化へ

マレーシアの交通違反のペナルティーについては、アルコールやドラッグの影響下での運転に対するペナルティーについてはあまり知られていません。交通省はアルコールやドラッグの影響下での運転に対するペナルティー強化について、法改正をして、罰則強化に乗り出しているというニュースを紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/govt-plans-to-amend-drink-driving-laws-to-have-stronger-penalties-MG1945835




Quote


“飲酒運転に対する罰則強化を政府は計画”


交通相によるとアルコールや薬物の影響下での運転で捕まった違反者に対してより厳しいペナルティーを科すことを計画中とのことです。


閣議後の記者会見で、交通相は次のように語っています。


「内閣は、道路交通法1987年を改正し、原則として、違反者に厳罰を科すことに同意しています。今年の6月か7月の議会に提案することになると思います。政府は、重大事故の原因となる飲酒やドラッグの乱用による運転事故を深刻な問題ととらえています。司法長官室、警察、さらに関連当事者と法改正について議論していきます。」


WHOが定めるアルコールの限度は100ミリリッターあたり0.05mgであるのに対して、マレーシアでは0.08mgになっています。


道路安全局は政府に、以前実施した“飲酒運転は止めよう”といったキャンペーンを、飲酒運転をさせないため、始めることを促しています。


交通相は「政府はあらゆる見解を考慮に入れ、向こう見ずまたは危険運転にかかわる法改正案を決定する。罰則は犯罪に見合ったものにすべきなので、我々は危険運転に焦点をあてている。」と語っています。


Unquote


現在の飲酒運転に対する罰則は分りませんが、おそらく罰金で済む話だろうと推測します。日本のように免許取り消しなどの行政処分まではないだろうと思います。マレーシアで免許がないということは、足がないのと同じで、かなり行動が制約されてしまうので、きつい処分ではないかと思います。


マレーシアで怖いのはドラッグでハイになった状態での運転で、これについては細心の注意が必要です。時々、うつろな目で運転していたり、逆に妙にテンパッテ運転する人を見かけます。

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