マレーシアの陽性患者数が900人に

マレーシアの武漢コロナ陽性判明者の数が3月19日に新たに110人発見され、累計で900人に達しました。これに関するニュースを紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/110-new-covid-19-cases-in-malaysia-total-now-at-900-GC2150855



Quote


“マレーシアの陽性患者が新たに110人見つかり、合計900人に”


3月19日に新たに110人の陽性患者が見つかり、合計900人になりました。保健相発表は次の通りです。


「新たに陽性となったうちの63人は、2月27日から3月1日に行われたスリ ペタリンでの宗教行事の集まりでの感染と思われます。20人がICUに入っています。


明るい話題としては、15人が回復して退院し、合計75人が退院しています。インドネシアのスラウエッシの宗教行事に出席した83人は帰国後検査し、検疫することになります。


それに加え、病院やクリニックと協力して検査を実施しています。対応する医者が防護服を着用できるよう、感染の疑いがある人は申し出てください。


まだ初期ですが、傾向として、症例数は今高原に到達しているように思えます。これは政府の14日間の行動規制の賜物です。武漢コロナの拡散を避けることを願っているので、症例が高原に来つつあるのは喜ばしいが、これは時間だけが知っていることだ。なぜならば、人々が行動規制命令に従うかどうかにかかっているからだ。」


Unquote


3月18日から実施された行動規制命令の効果はすぐに出るというものではないと思います。実際に出てくるのは4月に入ってからの新規の陽性患者の発生がどの程度になるかということでしょう。


マレーシアの場合は中国人労働者の移入が多くなかったので、イラン、イタリアのような爆発的な発症数にはならないようなのは、ラッキーでした。マレーシアの集団発生の原因は宗教がらみであると推察されます。


行動規制命令で外国人の入国を全面的に禁止したのは、経済的にはダメージにはなるものの感染の広がりを抑える効果はあると推察します。もっと早くやっていれば、こんなに広がることはなかったのにとは思いますが、2月初めの時点で、封鎖を決断するのは相当な困難があったことは同情すべきではあります。


日本の中国の締め出しが遅すぎたので、ウイルスが中国人によって神聖な日本国内にかなりばらまかれてしまいました。その経済的損失は、インバウンドの経済効果の比ではありません。決断ミスではありますが、これを責めることは、できないかもしれません。将来を正確に予測することはかなり困難ですから。

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