ジョギングをして止められた

行動管理命令(以下MCOと略します)が出てから3月20日で3日目になります。そんな中で、末端の取締官と市民の間で、その解釈をめぐり、齟齬が生じているようです。これに関する記事を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。
https://www.thestar.com.my/news/nation/2020/03/20/man-stopped-from-jogging-by-penang-city-council-workers-question-stay-at-home-directive


Quote


“シティーパークでジョギングをしていたのを市職員に止められた市民が疑問を呈しています”


MCOは人が集まるのを防ぐためであり、人を室内に閉じ込めるためのものではないと、同人は疑問を呈しています。


「MCOは外出禁止令ではない。MCOは人が集まるのを防ぎ、人との距離を取り、もって中華ウイルスの拡散を防止することを企図したものだ。命令の間違った理解や誤解は望ましくない結果を招来し、中華ウイルス拡散の機会を増すことになる。


私は1人で歩いていたのに、公立公園は閉鎖され、私は3人の市職員に厳しく叱責された。新聞では同様のケースとして、海岸の道を人々が歩いているのを、離れて歩いているのに止めたという記事が出ていた。MCOはひとが集まることを防止することを意図したもので、人々を室内に閉じ込めることを意図したものではないことを政府やその職員は分っているのだろうか?


中華ウイルス伝染を減らすため、人との距離を置きMCOを守らなければならないが、頭を使って動いてもらいたい。


生活をストレスと座ったきりで過ごし、抵抗力を弱めてウイルス感染を増すことを意図したものではありません。


マレーシアの熱く湿気が高いアウトドアはウイルスやっつけるのに最良の環境です。我々は人々が群れるのは望まないし、人々をエアコン付きの部屋に押し込めるのは健康的とは言えない。


民間会社や教育機関は人々の集まりを減らすのに何の効果もない非論理的そして恐らくは不法な新しいルールを採用するべきではありません。」
Unquote


MCOの解釈をめぐる問題が提起されています。警察や取り締まり機関の末端の職員は杓子定規に規則を解釈し、居丈高に市民を取り締まろうとしますが、彼らの頭脳の程度に期待するのは無理です。合理的な説明をしても、彼らの頭脳で判断することは無理だと諦め、触らぬ神にたたりなしの精神で生きていくしかありません。


屋外のスポーツが禁じられていることは、MCAでも明記されていますが、その法の精神に思いが至らないのは、彼らの頭の程度からして無理なのです。


ちなみに、保健省から3月20日にマレー語のSMSが入ってきましたが、その内容は制限期間中
1. 外出するな
2. 手を洗い、清潔に注意
3. 人との距離を1mおくこと
となっていました。


3月12日にはやはり英語のSMSで送られてきたのは
手をよく洗い、咳やくしゃみをしたときは、口と鼻を覆い、公衆の中で気分が悪い時はマスクを使用し、医者にみてもらえ。
という内容でした。


制限期間中に開いている、スーパー マーケット、ウエットマーケット、テークアウエーの飲食料品展、銀行、薬局、病院、等々との整合性はどうなっているのでしょうか?外出せずにこれらの施設に行けるというのでしょうか?


ピントがずれた内容のSMSですが、これが国民の保険問題を担当する役所の程度です。


マレーシア人でなくてよかったと本当に思います。

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