外国人のMCO期間中の出国はOK

内務相が出入国に関する詳細説明をしているので紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/long-term-pass-holders-of-third-countries-diplomats-allowed-to-leave-country-AB2164266



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“第三国の長期ビザ保有者、外交官は出国を許可する”


内務相は、3月18日から開始された14日間の行動規制命令(MCO)の期間中の外国人の入出国について声明により次のように説明しています。


「MCOの期間中、第三国の長期ビザ保有者、外交官は出国してかまわない。例外は3月31日までマレーシアに戻ってこないことが条件で、検査カウンターで強い証拠を提出しなければならない。


マレーシア人およびPR所有者は私用による出国は認められない。


MCO期間中、臨時雇用パス、雇用パス(外国人パス)、学生パス、長期旅行パスの配偶者パス、長期パス(MM2H)の保有者は入国することができない。


MCO期間中にパスの期限が切れる場合で、パスの保有者が国外にいる場合はMCOが終了するときから3か月以内にマレーシアに入国することを認める。その場合はマレーシア入国後30日以内にパスを更新しなければならない。


マレーシア人の配偶者と子供は、長期パスを持っていて、随行者パスを持っていれば入国できるが、14日間の自己検疫を実施しなければならない。


マレーシアで勤務する外交官も入国できるが14日間の自己検疫をすることが条件で、入国する家族は随行者パスを持っていなければなりません。


必須サービスに係る雇用パス所持者はマレーシアへ発つ前にイミグレの事前許可が必要で、14日間の自己検疫をしなければなりません。


国内にいて、短期及び長期の訪問パスを持っている外国人は、パスの期限が切れていても、主要入国ポイントを通って自分の国に帰ってよい。現在のパスを延長することも可能で、MCO終了後、14日以内に更新しなければならない。マレーシアを出国希望で、その国から入国許可が出ない場合、または便がない場合、MCO終了後遅滞なく特別パスを申請しなければならない。


マレーシアとブルネイの国境にいて便待ちのマレーシア人、PR保有者はそれぞれの州当局の定める規則に従い、出入国してよい。


必需品の輸送目的で重車両を運転するマレーシア人、PR保持者、外国人は出入国を認めるが、医療チェックを受けなければならない。


パダン ブサール、ウッドランド 列車チェックポイント(WTCP)とジョホールバル セントラルで列車を使うマレーシア人とPR所有者はマレーシアに入国を認める。


Unquote


要約すれば、MCO期間中、外国人は出国していいが、MCO期間にはマレーシアには入国できない。入国しない強力なエビデンスが必要とのことです。入国しないことへの同意書にサインしろという意味にとりましたが、どうでしょうか?


外国人が出国していいのは当然の権利で、MCO発表の当初から自明のことでした。出国するのに特に改めて許可を受けるべき筋合いはないと思いますが。


他国から感染者を出国させて、他国に押し付けた、無責任だという非難が世界中で起こるのを恐れてのことでしょうか。


MCO期間中の外国人の入国禁止も、MCO発出時にすでに明らかになっており、特に改めて言うべき必要はないとは思いますが、その間にビザが切れた場合の取り扱いについては、今回初めて明らかになりました。


しかし、マレーシアは方向性が目まぐるしく変わるので、改めて言及があったことは、それなりに評価はしておきます。

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