マレーシアの鶏卵
マレーシアの鶏卵
鶏卵の当地での買い方は、スーパーでは1パック10個入りというのもありますが、50個単位ぐらいで購入するのが普通のようです。それだけ鶏卵の消費量が多いということなのでしょう。値段は日本とあまり変わらないと思いますが、他の物価との比較では、日本のほうが高いので、それだけ日本の鶏卵が安いということなのでしょう。
鶏卵の殻は固く、かなり強く叩かないと割れません。育った環境がいいのか、栄養状態がいいのか、そのどちらでもありそうです。
卵を割ってみると、マレーシアの卵は生き物の臭いがします。日本の卵はそんな臭いはしません。食べ物が違うのでしょう。日本の卵は工業製品のようですが、マレーシアの卵は動物を感じさせます。
卵かけご飯は日本ではよく食べられますが、マレーシアでは聞いたことがありません。卵を生で食べる習慣はないようです。あの臭いでは、生で食べようとは思わないでしょう。
そんなマレーシアの卵ですが、火を加えると臭いはしなくなり、抵抗なく食べられるようになります。
日本の養鶏業者は劣悪な環境で鶏卵を生産しているのを、フィルムで見たことがありますが、マレーシアの生産現場はそれとは違う現場であることが想像されます。