政権が決まりリンギが上昇


混乱したマレーシア政界の収拾で、為替相場のリンギ、株式市場が上昇の気配を見せています。一方、アメリカのインフレは落ち着きの傾向が見られ、インフレを抑える手段としての金利上昇にブレーキがかかることが見込まれることから、ドル高に対するブレーキがかかり、リンギも円もドルに対して上昇しています。


為替は理論通りには動かないので、予想することが難しいのですが、今後どうなるかを予想して動くことが財産保全のためには大事なことです。


特に、持ち込んでいるリンギを他の通貨に換えることが予定されている自分自身にとっては、リンギをどの通貨に換えるかは重要な問題です。


マレーシアに住み続ける人にとってはリンギの上昇は不利になりますが、帰国する身としてはリンギ、株の上昇はウエルカムです。


日本では不当ながら、米ドルを預金しても円と同等の金利しか付かず、ほぼゼロ金利なので、純粋に為替動向を読むことだけが、円に換えるか、ドルに換えるかの判断基準になります。


円にして株で運用したほうが有利か、将来のドル高の再来を予想してドルで持つか、これを判断して決定することが迫られています。日本の株は高配当の割にはまだまだ割安なので、株で運用して、高配当を享受することも魅力です。


ちなみにリンギで持つことは全く考えていません。将来の為替リスクがあるし、インターネット送金ができないことから、考慮の範囲外です。


判断のデッドラインは帰国前ぎりぎりまでです。

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