マレーシアのインフレ率

日本のCPIは4%に達していないようですが、価格しかし、企業レベルでは7%を超える価格上昇になっているようです。早晩、これがCPIに波及してくるものと考えておくべきでしょう。


マレーシアでも物価上昇は起きています。11月のインフレの状況について、発表がありましたので、ご紹介します。


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11月のCPIは4%だった。統計局のデータでは食品の7.3%が主要要因。、レストラン、ホテルは先月(10月)の6.8%から7%に上昇。半面、輸送関係、は5%、家具備品、日用品は3.8%を維持している。


11月は、食品、非アルコール飲料は1.6%から8.9%の物価上昇だった。
連邦直轄領プトラジャヤは7.4%、スランゴールは4.8%、サラワクは4.7%%、除ホールは4.2%で国平均4%を上回った。


全国では食料品、非アルコール飲料が価格上昇し、スランゴール9%、プトラジャヤ8.8%、サラワク8.5%、ジョホール7.6%、サバ7.4%となっている。


変動が激しい生鮮食品を除外した物品、および価格統制品は11月は前年同月比4.2%の価格増となった。


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世界的なインフレの波が次々と押し寄せてる中にあって、マレーシアのインフレは比較的緩やかなように感じます。エネルギー資源を持っていることおよび補助金が効いているものと思われます。食品については輸入物資である肥料価格、飼料価格の上昇、リンギ安による輸入物資価格の上昇により、販売価格への転嫁が起きているものと推察します。


いつも行っているUTCビルの中のマーケットでも、価格上昇が感じられました。にんじん1個1リンギと言われたときは、えー?と思いました。卵は1個70センになっていました。日本より高い。卵を買うとき、以前スーパーで買った10個入りのプラスティックの空のケースを持っていくのですが、そのケースに入りきらないほど卵のサイズが大きいのです。スーパーの卵はサイズが小さいということです。しかし物品の価格上昇は全体としてはあまり感じません。


ただ、あまり食べないのですが、ホーカーの価格は上がっているようです。以前、5リンギ程度だったものが7リンギとか。

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