マレーシアのお土産

まだ2ヶ月もあるのに、もうお土産の話と思われそうですが、毎回、帰国の都度何がいいか迷うのがマレーシアのお土産です。


ひところは、ボーティーとかバレーチョコレートとか、ホワイトコーヒーなどを持って帰りましたが、ボーティーは似たような紅茶を日本ではいくらでも安く買えるし、チョコレートはバレーチョコが格別なものかといわれれば、そんなことはないし、ホワイトコーヒーにしても、特に美味しいということはなくて、品質表示を見ると添加物が一杯で、安心して飲めるかと聞かれると全く自信が無く、ネーミングが変わっていて面白いという程度の物で、適当なものが見当たらないのです。


マレーシアにふさわしいものは何かと突き詰めると、果実ということになってしまいます。原則、果実は持ち込み禁止だし、持って帰りたいものが無いというのが現実です。あえて言うならば、香料でしょうか。香料といっても、日本では大体どんな香料でも購入できるし、値段だけが勝負になってしまいます。


小学校のときはマレー半島の特産物は錫とボーキサイトと教わったものですが、錫はロイヤル スランゴール ブランドで売ってはいるものの、銀の食器と同じで飾っておくだけで、全く興味を引かないものですし、アルミの原料となるボーキサイトはお土産用のものさえ提供されていません。結局喜ばれるお土産は無いということになります。KL中心部のセントラルマーケットでは、お土産になりそうな商品が集められてはいますが、正直な話、全く興味を引くものはありません。(個人の感想です。)


やむなく、各種香料を集めて、お土産にしようかと考えています。残念ながらそれしかないのです。

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