マレーシアから撤退する理由

既に報告している通り、コービット19のため日本に2年半避難して、去年の9月末にマレーシアに戻ってきました。戻ってきた時点では撤退が7割、撤退しないが3割という比率で、どうするか最終的な意思決定はまだしていませんでした。


何故、撤退が7割だったかというと、2年半も日本に居たので、里心がついたというところでしょうか。


意思決定論という原価計算論の手法を使って、はやり撤退ということになったことを理論付けしたいと思います。


日本とマレーシアを比較してみると


マレーシアに居る理由:
1.ゴルフ料金が安く、いつでもできる。
2.生活コストが安い
3.税金など租税公課がほとんどかからない
4.温暖な気候を含め、生活環境がいい
5.食べ物が美味しい


日本に戻る理由
1.ゴルフに対する熱がさめた
2.日本への里心
3.今までやってきた早朝のウォーキングなど健康維持の手段はとれる
4.ガーデニングを続けたい


これらが定性的な理由になります。これを数値化すべきですが、気分や仮定に基づいた数値化はこの場面ではあまり意味が無いので、数値化は省略します。


以上の定性的な理由について補足しますと、ゴルフをやっていても、飛距離が落ちているなど、面白くなくなってきた。(健康維持のため続けているだけという感じで続けてはいます。)これが撤退理由の一番大きな問題です。


完全撤退か部分撤退(MM2Hビザを残したままとりあえず日本に帰国する)かを決断するためには両者のどちらを選択するのが正解かを決定することにほかなりません。
比較考量した結果、完全撤退を選択しました。


完全撤退のキーポイントとなるMM2Hビザのキャンセルを実行することは最後の最後の手段です。これを実行することで、完全に退路を断ったことになります。
観光ビザでマレーシアに来ることがあったとしても、そのときは車はないし動きが取れなくなっています。そんな不便な状況でマレーシアに来ることはありえないと思います。


ビザの申請時はエージェントを使わずに自分で書類を作成し、収入証明、資産証明は弁護士を自分で見つけて証明書を作成してもらいました。今から思えば結構手間をかけて取ったビザなので、キャンセルするに当たっては、勿体無いという思いはありますが、過去に囚われては前に進めません。

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