Agar agarを試す

残された食材の中にAgar agarなる食材がありました。


説明書をみると、漢字で「燕菜」となっており、寒天の事です。乾燥した棒状のもので、日本では粉末状になったものが売られていますが、マレーシアでは棒状で、50G入りで3リンギ程度のものです。(粉末状のものもあるかもしれません。)


使用法を見ると、50Gに対して水5リットルで、溶けるまで煮込む、となっています。
指定された水との率で煮込んでみました。ちょうど、小豆を炊いたものがあったので、うまくいけば、水羊羹ができるのではないかとやってみました。寒天を煮たものと小豆が完全には混ざりませんでしたが、放置しておくと自然に室温で固まりました。小豆は重いので、下のほうに固まってしまう点はNGですが、贅沢を言わなければ何とか美味しく食べられるでしょう。


新しい料理に今後もチャレンジしていきます。

掃除そして料理

所謂家事については、正直なところ、ほとんどやってこなかったので、全くの素人です。学生時代は大学までは実家から通学していたし、結婚後も家事は全くやっていませんでした。


今回の一人暮らしで掃除、洗濯、料理の家事を自分ですることになり、その大変さを知り、その体験記を書いてみたいと思います。


部屋を掃除するのに、掃除機、所謂バキュームを使わずに箒ではいて、その後、モップで床を水拭きをします。箒で掃いて一応はきれいにした後で水を含ませたモップを使うのですが、それでもモップを洗ったバケツの水は真っ黒になります。部屋が3ベッドルームで広いので、掃くだけでも疲れてしまいます。


これでは掃除の効率が悪いと、箒で掃いてごみを集めた後、モップを使う前に、ホースで床に水を撒いて、水を流すようにすれば効率的だろうと考えてやってみました。


確かにモップを都度バケツで洗う手間は省けるし、ホースで水を噴射して後は水をベランダに向けて水を押し出して、排水するだけなので、確かに楽にはなります。


洗濯は全自動洗濯機が使えるようになったので、洗濯物を放り込んで、液体石鹸を入れるだけなので、これは楽です。


料理は残った食材の処分がメインテーマなので考えながらやる必要があります。米はやっと昨日、処分完了しました。


米がやっとなくなったので、これからは残っているスパゲティーの処分に取り掛かります。一袋500グラム入りなので、4,5日かけて処分していくつもりです。スパゲッティーのソースは同じく残されていたシチューの素を使いました。野菜など何も入れることなく、茹で上がったスパゲティーをシチューの素に入れて食べてみました。自画自賛ではありますが、結構美味しいと思いました。


残った小豆を煮てみましたが、古いためか、小豆がなかなか柔らかくなりません。煮えては電気を停めて、水を加えてを繰り返し、通算で5時間ぐらい煮てみましたが、完全にはやわらかくなりません。あんこにするのはあきらめ、豆のまま何とか食べてしまうことにします。


まだ、正体不明の豆や、もち米、などが残っていますが、これらをどのように料理するか現在検討中です。早く処分を完了させ、外に食べに行きたいと思う今日この頃です。

マレーシアの人々

いつも行っているインド料理店イスカンダール。その店主ですが、今回マレーシアに戻ってから、姿を見かけないなーと思って、気にはなっていたのですが、その店の二代目(三代目かも)と思しき人に「ビックボスは引退したの?」と聞いたところ、「亡くなりました。」とのこと。


「えー!」と驚いてしまいました。最後に見かけたのはコロナが蔓延する前の2020年2月ごろでしょうか?時々無料でバナナを1本頂いたり、プアサ明けには握手を求めてきたり、とてもフレンドリーな方でした。年は70歳までは、いっていなかったと思いますが、足取りはしっかりしていて、店を切り盛りしていて店の中心として忙しく働いていました。


奥さんと思しき人が会計担当をやっているのですが、時々間違えるので、こんな人が会計をやっていていいのかと思うときもありましたが、その奥さんも最近見なくなりました。なんでもなければいいのですが。


以前、ゴルフ場で見かけていた高齢の人たちの何人かは、今回マレーシアに戻ってから見かけない人たちが居ます。


あの当時80歳だといっていた、英国駐在していた教育省勤務だったマレー人のアブドラマン、肺気腫気味だといっていた、建設省勤務だった通称ミスター サンデー、インド人で公務員だった、当時65歳のラジャ、中国人で当時73歳のアレン、等々昔よく見かけた人の姿を今回全く見ません。


whatsappで最近どうしているか聞いてみようと思っています。何も無ければいいのですが。

政権が決まりリンギが上昇


混乱したマレーシア政界の収拾で、為替相場のリンギ、株式市場が上昇の気配を見せています。一方、アメリカのインフレは落ち着きの傾向が見られ、インフレを抑える手段としての金利上昇にブレーキがかかることが見込まれることから、ドル高に対するブレーキがかかり、リンギも円もドルに対して上昇しています。


為替は理論通りには動かないので、予想することが難しいのですが、今後どうなるかを予想して動くことが財産保全のためには大事なことです。


特に、持ち込んでいるリンギを他の通貨に換えることが予定されている自分自身にとっては、リンギをどの通貨に換えるかは重要な問題です。


マレーシアに住み続ける人にとってはリンギの上昇は不利になりますが、帰国する身としてはリンギ、株の上昇はウエルカムです。


日本では不当ながら、米ドルを預金しても円と同等の金利しか付かず、ほぼゼロ金利なので、純粋に為替動向を読むことだけが、円に換えるか、ドルに換えるかの判断基準になります。


円にして株で運用したほうが有利か、将来のドル高の再来を予想してドルで持つか、これを判断して決定することが迫られています。日本の株は高配当の割にはまだまだ割安なので、株で運用して、高配当を享受することも魅力です。


ちなみにリンギで持つことは全く考えていません。将来の為替リスクがあるし、インターネット送金ができないことから、考慮の範囲外です。


判断のデッドラインは帰国前ぎりぎりまでです。

マレーシアのメリット

マレーシアからの撤退にあたり、引退した老人がマレーシアに住む上でのいいところはどこにあるのかということについて考えてみました。


寒くない気候、暑いといっても、日陰に入れば涼しいといった、体に優しい気候。
物価が上がりつつあるといってもまだまだ安い。
人間関係が希薄で煩わしくない。
車での移動が楽。(クランバレー地域ではそうとも言い切れませんが)
高齢運転者の差別が無い。(イイズカコウゾウのせい)


vATはあるが6%で、日本より安い。住民税がない。
年金は課税されない。金融所得は無税。など税金の優位さがある。


金利が日本より高く、大きな金額をマレーシアに持ち込めば、金利で生活が可能。
介護保険、健康保険など不要なものが存在しない。(保険の受益者はこのような保険の存在をありがたく思っている人も居るとは思いますが、私は不要だと思っています。)つど、必要になったら自分で費用を払えばいいのでは?


病気になったらどうするの?という疑問が出されますが、そのときは費用を自分で払えばいいだけのことです。高額で支払えないときは、医療を受けることなく、黙って死を受け入れればいいのでは?


日本に居るとがんじがらめになってるのを感じます。自分の好きなようにやるから、 
放って置いてほしいと感じざるを得ません。マレーシアには自由があるように感じます。


以上マレーシアに住むメリットについて考察してきました。デメリットについてはここでは触れません。