タマン デサで建設中のコンドの一部が崩壊

KLのクランラマ通りからタマン デサに入る道沿いに建設中のコンドミニアムの一部が崩れたという記事を紹介します。記事原文は次のURLを参照してください。
https://www.thesundaily.my/local/part-of-condo-under-construction-collapses-in-taman-desa-HY2010238



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“タマン デサで建設中のコンドミニアムの一部が倒壊”


2月14日午後3時ごろ、KLのクランラマ通りに建設中のコンドミニアムの一部が崩れ、4人が閉じ込められたようです。そのうち、1名だけが救助され、病院に急行しました。


現時点では犠牲者数などの詳細は分かっていません。


SNSで事故の模様のビデオが流されています。


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タマン デサは昔は日本人の駐在員も多く住んでいましたが、今は日本人の駐在員はほとんど住んでいないのではないでしょうか。新しいコンドも数件あることはありますが、古いコンドミニアムが多く、ショップロットに入る店が立ち並び、昔の町という感じはぬぐえません。


そんな中で、クランラマ通りからタマン デサに入る道沿いに、3,4年前ごろから、高層のコンドミニアムの建設が始まっていました。当初は2軒の高層ビルが建設開始後、数か月という短期間で完成し、最低でも1年はかかるだろうとみていましたが、その建設スピードにびっくりしたものです。


その一群の新規コンドミニアム群の一つが建設中に、崩落事故を起こしたようです。


単なる組み立てだけの作業なので、建設スピードが速いのだろうと思っていましたが、その簡単な組み立て作業中の事故のようです。


私は建設に関する知識はないので、はっきりしたことは言えませんが、印象としては「さもありなん」というところです。


ユーチューブでこの事故に関するいくつか投稿がありますが、その一つが




Parts of The Address, a condominium project under construction at Taman Desa collapsed


です。


このビデオでは7人が閉じ込められたと言っているように聞こえますが、実際の人数は活字の通りなのでしょう。

交通相:クルーズ船や貨物船のマレーシア寄港OK

交通相:クルーズ船や貨物船のマレーシアへの寄港は禁止しない


交通相が語った掲題の件についての記事を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/covid-19-no-ban-on-cruise-cargo-ships-from-docking-in-m-sia-says-loke-BD2005892




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“武漢肺炎:交通相はクルーズや貨物船のマレーシアへの寄港は禁止しない”


武漢肺炎が広がる中、交通相は「クルーズや貨物船がマレーシアのどの港であれ、寄港を禁止する計画はない。その理由は彼らの上陸が断られる前に、それぞれのクルーズ船の乗客は、政府と運営会社の2回にわたるスクリーニングを受けているからだ。貨物船の乗組員はマレーシア保健職員が船に乗り組んでスクリーニングを実施します。寄港禁止にすると、観光セクターや国の経済に悪い影響がある。


マレーシアに寄港する前に、乗客名簿を提出し、健康チェックを実施します。もし、インフルエンザや武漢肺炎の兆候があれば、隔離され上陸は認められません。これまでのところ、全国の港に寄港しているクルーズ船や貨物船に乗っている人の健康の問題はありません。


中国の武漢や湖北省から来たと分かった人の入国は認めません。しかも、健康チェックは出港地でまず最初にされなければなりません。マレーシアはクルーズ船が1日か2日停船するだけの寄港地にすぎず、多くのクルーズ船が、昨年12月に最初に発見された武漢で発見された武漢肺炎の広がりを防止する安全対策がとられているシンガポールから出港して、マレーシアの港を目指してきます。」と述べています。


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この武漢肺炎は短時間のスクリーニングで感染の有無がわかるものではないようです。簡単な検査でわかるようならば、日本でもすでに多くの検査が実施されていたはずです。それができないから苦労しているのではないでしょうか。今後検査体制が整うにつれ、感染者数は増えていくことが予想されます。


初期段階で全中国人と、中国への渡航歴がある外国人の入国を禁止していれば患者の広がりは防止できたはずでした。
このウイルスの感染力や潜伏期の情報を知らないで、よくこのような楽観的な発言をするものだといわざるを得ません。

強制的死刑判決の廃止

マレーシアの強制的死刑判決が廃止に動いている中で、強制的死刑判決に代わる案についてのレポートが委員会によって政府に提出されています。この件に関する記事を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thestar.com.my/news/nation/2020/02/12/committee-on-alternatives-to-mandatory-death-penalty-hands-over-report-to-govt


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“強制的死刑に代わる委員会レポートが政府に提出される”


強制的死刑に代わる判決を見直す特別委員会が政府に公式レポートを提出しました。


レポートを受け取った首相府の大臣はこれについて見解を発表しています。


「公式レポートとともに提出された推薦内容を検討している。内閣の発表の前に、発見事項や推薦事項について、見解を閣議にかけ、内閣の見解を発表する。公式レポートに対するさらなる行為や判断は、内閣の集合的判断に基づくことになるだろう。」


委員会は1月に、4か月にわたる調査を、社会のあらゆる階層の参加を得て、街の声や全国の公衆の声を取りまとめました。委員会は、政府や取り締まり機関、宗教団体、市民社会組織との討論を重ねてきました。死刑執行待ちの家族や被害者家族とも話をしてきました。英国のオックスフォード大学やケンブリッジ大学を含めた世界中の専門家にも相談してきました。


同大臣は、簡単な仕事ではなかったとして、特別委員会の努力に感謝し、次のように語っています。「マレーシアでは強制的死刑の廃止に舵を切っており、公式レポートは国の完全な刑事判決政策の景色を変える重要な調査です。」


昨年3月に、政府は9件の刑法犯と武器法1971年に違反する2件の罪状、合計11件の犯罪に対する強制的死刑判決を廃止する計画を発表していました。


死刑は殺人、武装強盗、国王に対する不敬罪などの犯罪に対する強制的判決に下されます。


政府は以前、死刑を完全に廃止する旨宣言していましたが、公衆の反対論に遭い、強制的死刑判決だけを廃止することを決めています。


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死刑を廃止する動きが世界の潮流のようです。日本では死刑は廃止されていませんが、死刑が確定していながら、なかなか執行されないという現状もあります。


犯罪を犯した者にどのような刑罰を与えるのかについては、一朝一夕に語ることはできませんが、古代バビロニアのハムラビ法典「An eye for an eye, and a tooth for a tooth.目には目を、歯には歯を。」が基本的な考え方ではないかと私は考えています。この原則に対しては、被害者関係者も犯罪を犯した本人も納得するのではないでしょうか

出会い系サイト詐欺

出会い系サイトの詐欺で40万リンギを失ったという事件を紹介します。記事の原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/sales-manager-loses-rm400000-in-matchmaking-scam-JC1994748


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“出会い詐欺で40万リンギを失う”


伴侶を探すサイトを使った被害者を騙した出会い系詐欺で、22歳の女性が422,745リンギを失いました。


警察によると事件のあらましは次の通りです。


民間会社で、販売、財務マネージャーとして勤務する、22歳の女性(被害者)は、Maskcrowd.comというサイトで容疑者と交流していました。10月にそのウエブサイトを使い始めた女性は、容疑者に、「伴侶を得たいならば、送金してください。」と言われ、容疑者の約束を信じた被害者は165件の送金を容疑者が指定した様々な銀行に対して行いました。


容疑者からは1件の紹介もなく、騙されたと分かり、警察に届けました。しかし、今もまだ、容疑者は被害者に連絡してきており、送金を続けるように強要しています。容疑者は被害者を脅し続け、送金しないならば家に行くぞと言ってきています。


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容疑者はよほど巧妙なだます技術を持っているのか、あるいは被害者の頭が弱いのか、あるいは両方なのかは、これだけではわかりませんが、騙される方の思考力の程度には疑問詞が付きます。


とるに足らない事件ですが、余興として紹介しました。


試しに当該サイトを開けてみると、最初に登録画面があり、名前を明かす必要はないものの、男性・女性の別とメールアドレス、パスワードを記入しなければならず(捨ててもいいメールアドレスを記入することは可能)記入してしまうと面倒になりそうなので、それ以上は進みませんでしたのでそのあとどのような展開になるのかは不明です。

パニック買い

1973年の日本のオイルショック時の消費行動を彷彿とさせる、武漢肺炎を契機とするパニック買いがマレーシアで発生しています。このニュースの原文は次のURLを参照してください。https://www.thesundaily.my/local/toilet-papers-may-not-have-run-out-but-masks-sanitisers-all-snapped-out-DG1989544



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“トイレットペーパーは売切れてはいませんが、マスクや衛生用品は売切れです”


シンガポールや香港とは異なり、国内のスーパーマーケットでトイレットペーパーは売り切れということにはなっていませんが、マスクや除菌スプレー、衛生用品はパニック買いで、すでに百貨店、薬品店で品切れになっています。


死に至る武漢肺炎の発生がいくつかの必需品への駆け込み需要の引き金を引きました。


最初の国内での武漢肺炎の発生報告以来、マスク、消毒剤が全国の薬局薬店の棚から消えました。ある心理学者によると、都市部では住民のビールスに対する危機意識が高くSNSによる根拠のない情報が氾濫しているので、最も顕著にこの現象が出現したということです。その心理学者によると、「このような都市住民は、マスクや除菌スプレー、衛生用品を備蓄したほうがいいと感じています。


マレーシア人は感染を恐れて、家から出ることや、人込みの中に出かけることを避けます。モールや映画に行くことはほとんどなくなります。多くの人が家から出ないのです。


中国人の観光客やホテルに行くこと公共の場所に行くことを怖がる人たちのカウンセリングをしてきましたが、防護するものがないと、まったく助けにならないのです。


3人がビールスから回復しましたが、彼らは国内感染者数の増加にだけ注意が向いています。もの不足感があれば公共のパニックは悪化します。


シンガポールではいくつかの店で、みんなが買えるように特定の商品の一人当たりの購入可能数を限定しました。その目的はみんなが買えるようにすることですが、買い占めがその目的を打ち負かし、不安を増加させ間違った印象を与えました。」とのことです。


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後から考えると、なぜあのような行動をとったのかわからない、というのがパニックによる衝動買いです。


石油不足とトイレットペーパーとはどのように関係があるというのでしょうか?風が吹けば桶屋が儲かる式の発想でしょうか。


今回のマスク不足は中国人のパニック買いが引き起こしたものですが、マスクなんかでビールスの侵入は防げないことは明らかです。マスクがなければハンカチで呼吸器を覆うだけで、マスクをしたのと同じ効果は得られるのではないでしょうか。一種の付和雷同行為です。儲かるのはマスクの製造工場と高値で売りつける取扱業者だけということになるのではないでしょうか。