移民局(イミグレ)

MM2Hビザのキャンセルのため、移民局に行ってきました。


バスの終点から移民局までは常駐しているタクシーを利用します。


この移民局は今はMM2Hプログラムの事務を観光局に代わって、所管するようになりました。ワーキングビザを取得した人は訪れたことがあると思います。すごい人の群れに圧倒されます。しかし今回は心なしか人の群れが少ないように感じました。コロナの影響でしょうか。


まず、担当部署がどこにあるのか入り口の受付で確認します。5Fということでした。


キャンセルするビザの有効期限は2026年6月までで、あと3年余り残した時点でのキャンセルになります。ビザを切り替えたのは2019年4月で、パスポートの期限にあわせて7年間のビザとなっていました。そのとき支払ったビザ料金は7x90リンギ/年=630リンギ(夫婦合計ではその倍の1,260リンギ)でした。結局これの返金はないようです。


ビザのキャンセルと定期預金のリリースレター発行申請には次の書類が必要とのことでした。


・趣意書(何故ビザをキャンセルするのかの理由)と定期預金を引き出したいという要望書の提出
・パスポートの写真ページとビザのページのコピー(夫婦の場合は両方)
・当初発行された承認レターとその後発行された延長申請許可書(もしあれば)のコピー(同)
・帰りの航空券の写し
ビザをキャンセル時期にかかわるため。


このような書類は全く用意していなかったため、これらを用意するのは大変でした。特に趣意書を作成するにはパソコンが必要ななので、プトラジャヤ近辺にはパソコンセンターなど期待できないため、一度KLに戻って、PCセンターを探しました。運よくKLセントラルのメイバンクの向いにそのような場所があり、そこでパソコンを使って趣意書を作成しました。


問題は帰りの航空券の写しです。日本にいるときに予約したもので、航空券自体はまだ発行されていません。それに代わるものとして、旅行会社から来ていた予定書を探して、航空券の代替としました。(移民局からはそれで認められました。)


1回では済まず、KLセントラルとプトラジャヤを2回往復しました。空港まで行く空港エクスプレスは便利だと思います。


バスや空港エクスプレスが止まるプトラジャヤセントラルと移民局は結構離れていて、とても歩ける距離ではありません。プトラジャヤセントラルにはタクシーが常駐しているので問題はないのですが、移民局の周りには基本的にはタクシーは居らず、タクシーを捕まえるのに苦労します。タクシー料金は基本的にはメーターで10数リンギです。(現金)


一応、書類をそろえて提出しました。当初、2,3日かかるような口ぶりでしたが、当日、かなり遅くなりましたが、リリースレターは発行してくれました。


5FのMM2H担当部署には、自分で申請する人はほとんどなく、エージェントばかりでした。若い人ばかりで、失礼ながら、こんな生産的でもない仕事をやっていて、疑問に思わないのかと、他人事ながら思ってしまいました。朝早くから大量に動員され、遅い時間までたむろしています。依頼する人がたくさんいるということなのでしょう。それでもやっていけるということは、利用者はかなりむしりとられているだろうと想像されます。


ここで、問題が発生しました。ばたばたしているうちにスマホを紛失してしまいました。これについては稿を改めて記載します。

プトロジャヤ行き

イポーからプトラジャヤまでバスの直行便を使うには、早朝4時15分発がベストです。これより遅い便だと、当日内に仕事が完了しません。アマンジャヤまで自分の車で行って駐車しますが、駐車料金が一日が最大10リンギという安さです。


イポーのバスターミナルであるアマンジャヤに到着次第まずやるべきことは、ウエブではできなかった2月6日で予約したチケットを当日便に変更できないかを、だめもとで聞いてみることです。できなければ買いなおせばいいだけですから。


この記事をご覧になってときは既に出発した後なので、プトラジャヤでの結果については後日報告します。

古典を見る

突然、古典の話ですが、今の精神状態に合致しているので、ご容赦ください。


私の時代では、高校に入学すると、古典の授業が始まります。


そこで強要されたのは、日本の代表的古典の始めの節を全部暗記しろという指示でした。


代表的古典というと、平家物語、方丈記、徒然草、奥の細道、などです。そのときから60年近くたっても、いまだにかすかではあるものの、断片的ではあるものの、それが片隅に残っています。


その中で、現在の心境に合致するのは、鴨長明の方丈記です。平家物語の出だしも共通しているところがあります。


「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中の人と住処と又かくの如し。あるは、おおいえ滅びてこいえとなる。云々」


平家物語の冒頭は「祇園精舎の鐘の声。諸行無常の響きあり、はらしょうじゅの花のいろ、盛者必衰の理を表す。おごれるもの久しからず。ただ春の世の夢の如し。たけきものもついには滅びぬ。ひとえに風のまえのちりに同じ。」


マレーシアに2007年に来て、今は2023年ですから16年になります。この間に出会った人の中で亡くなってしまった方もたくさん居られます。ゴルフをともにした人の中でも思い出すのは、山中さん、中山さんの奥さん、三上さんの奥さん、チョロさんこと森さん、ニックこと川村さん、尺八の先生であった三原さん、などなど、です。


ご高齢になってからの出会いだったので、亡くなってしまった方がこんなに多いのも道理ではありますが、人生のはかなさを改めてかみ締めています。それで頭に浮かぶのは鴨長明の方丈記です。


私は今年誕生日がくれば、後期高齢者に分類される75歳になります。可能な限り健康寿命を維持し、医療のお世話になることなく、この世からいなくなりたいと思います。そのための努力を今後もしていきたいと思っています。

プトラジャヤ行きスケジュール変更

当初2月6日に予定していたプトラジャヤ行きのスケジュールを変更し2月2日にします。今回のスケジュール変更前に、本人は変更した記憶がないのですが、一回変更していたようで、スケジュール変更はできないそうで、2月6日のチケットは捨てることにします。予約変更ルールによると、変更は一度限りということです。


今回スケジュール変更した理由は、2月5日(日)がタイプーサムに当たっており、KL市が休日になること(私の記憶では2008年から新規にKL市も休日になった)、その日が日曜日ということは、翌6日は振り替え休日となるかもしれないからです。現地に行くことは無駄になるかもしれないのでスケジュールを予め変更することにしました。


日程を少し早めることができ、今後のスケジュールにさらに余裕ができました。リリースレター取り付け後、速やかに、銀行で5年定期なので、かなり先日付になっているMM2H用定期預金の解約をし、別の2月11日期日の定期預金の解約、トラストファンドの解約、先日付となっている他の定期預金の解約等を一挙に進め、銀行関係をきれいにしていきます。


日本に送金する際に、円にするかUSDにするかが問題ですが、昨今の円高傾向から円にするのは得策ではないことがより強くなってきており、やはりUSDで送金する方向に傾きつつあります。しかも円で持っていても金利は付かないし、株に投資するしかないことになります。日本株は割安で、高配当株でもPERが低い株がかなりあるので、日本株は今が買い場とも思われるのですが、送金通貨をどうするかはもう少し考えてみたいと思っています。


送金手段として銀行振り込みが一括でできるので、一番簡単ではありますが、WISEの低料金も捨てがたいのですが、しかしWISEのネックは3万リンギが一日の送金額上限ということです。これを何日も繰り返すか、銀行振込みと組み合わせて送金するか、銀行振り込みだけにするか、これは要検討です。

荷物の分類

今週から部屋の荷物の分類に取り掛かります。残っているものを備忘的に書き出してみます。


A:POSで送るもの
B:完全廃棄するもの
C:部屋に置いていくもの


Bに分類するものにはほとんどの書籍(辞書類のほとんどを含む)、大部分の衣類、こまごました分類不能の品々、パソコンとその関連品(ウィンドウズビスタ2台、セブン2台、をメモリーは取り出し破砕、他にキーボードなど)、A,Cに分類されなかったすべてのもの


Cに分類するものには、ベッド関連(シーツ類、枕など寝具)、キッチン関連品(食器類、包丁、まな板、などの調理器具類、ガスの代替として購入した電気調理器、湯沸器、トースターなど)、変圧器(200Vを100Vに変換)、日用の工具類(ペンチ、ドライバー、など)が該当しますが、中にはB(完全廃棄)に入れることもありえます。アイロン、掃除機(部屋についておらず、自分で購入したもの)、ドライヤーなど。
もともと、フルファーニッシュド条件で借りたものですが、自分の費用で購入したこまごましたもののうち、次に部屋に入る人が使えるものについては、オーナー(管理者)とも相談の上部屋に残しておくつもりです。


全部のアイテムを網羅しているわけではないですが、こうやって挙げてみると、かなりの品数になります。インドネシアから持ち帰ったものもあり、日本に一度持ち帰ったのですが、ダンボールを開梱することなく、マレーシアに転送したものもあります。全部を日本に送れば、それこそ日本の家がごみ屋敷になってしまいます。手放して行くのが正解でしょう。